45歳です。
現在、グローバル展開している製造機器メーカーの人事部長をしております。
当社では約15年ほど働いており、人事部長の要職までいただき、非常に感謝しておりますが、業務的にも安定してきており、新たなチャレンジ含めて検討しております。
その中で、人材紹介企業よりある外資系企業の日本法人の人事部長職の案件をご紹介いただきました。
現在の会社はグローバル展開もしていて海外に支社もあり、現地の方も採用していることもあるので、私も英語での業務に支障はありません。
また、外資系企業の特徴かもしれませんが、給与水準も非常に高くなっています。
スキル的にも条件的にも、応募するうえで十分な条件がそろっていると感じており、前向きに検討しておりますが、外資系企業は初めてということもあって、そこが対応できるかどうか不安な部分がございます。
そこで、外資系企業で人事の仕事をされている方にご質問です。
外資系の人事と日系人事の違いについてぜひ教えていただければと思います。
できれば、私同様に管理職層のご経験者の方ですと嬉しいですが、そうでない方もカルチャーの違いなどについてご教授いただけると大変ありがたいです。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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3件の回答
外資系の人事から日系企業の人事に転職した35歳です。
私の場合は、外資系より日系企業の方が人事として面白い部分を感じているので、そういった視点で書かせていただきます。
外資系企業では前述の皆さんと同じで、基本的にはグローバルの枠組みの中のジャパン、ということで指示を受けて仕事をしていました。
国内での裁量は、予算が厳しく決まっていましたので、それを超える場合は全て本国に説明を行い、承認を得ないと進めることができません。
正直そこにもどかしさを感じていましたので、私の場合は日本のITベンチャーで海外の事業所も持っているような企業に転職しました。
そこでは、全て社長や他のボードメンバーと直接会話して内容が良ければすぐに意思決定がなされます。スピードが需要なベンチャーということもあると思いますが、今まで考えていたけど裁量が無くできなかったことが、提案として実行に移せるわけです。
当然責任も大きいですが、やりがいも大きくなります。
もし、質問されている方が、そういった裁量をもって仕事をする環境でバリバリやってこられていたのであれば、結構ギャップを感じるのではないかと思います。
逆に、社長の指示が強い会社などであれば、環境は近い部分があるかもしれません。
応募される会社がどういった環境にある外資なのか、裁量はどこまでジャパンにあるかなど面接を通じてしっかりと確認しておくべきだと思います。
後は人に対して良くも悪くもプロフェッショナルな人事を求められますので、ウェットな人との繋がりが好きだと、厳しい場面をすることがあるかもしれません。
色々と情報を集められて良い転職活動になる用頑張ってください。
外資系金融で管理部門の仕事をしています。
当社の日本法人はそこまで規模が大きくないので、人事や総務を一緒の部署で行っています。私は3名いる中で日本法人のリーダーとしてマネジメントをしています。
先の方が書かれている内容と重なる部分もございますが、当社の業務内容について共有させていただきます。
基本的には人事や総務といった仕事は、日本にいる社員に対しての仕事なので、実務部分は日系企業と変わらないと思います。
大きく異なるのは、意思決定権が本国HRにある内容が多いということです。
例えば昇降給に関しても、グローバルの制度に則って実施しますが、最終的に昇給などのOKが出るのは、本国で全世界の人員の評価が集まった後なので、評価実施後報酬に反映するのが半年後だったりします。また、人材の採用もある一定のレイヤー以上は、全てグローバルの責任者のSkype面談で決定されるので、日本では母集団形成や一次面接までで、最終的な決定権は本国になります。
困るのはスピード感が遅くなることで、急ぎの案件などはプッシュしないと進まないことが多々あります。
大変なことも多いですが、そういった外資の仕事の進め方などに慣れてくると、よく言えばプロフェッショナルに仕事をする人員が多いため、結構働きやすいです。日本の様な感情的に仕事をすることも少ないので、感覚が合う人は外資系で働き続けるのだと思います。
当社の場合は、海外から出張で日本にくることも多いので、そういった出張者の準備や対応なども人事として行っています。自然と食事に連れて行ったりするので、食事場所に詳しくなりました(笑)
正直申し上げると、日系企業にいたような裁量は無いですが、組織の中で人事という仕事をしていくことが好きであれば外資系は良いです。また、英語が当たりまえの環境なので、グローバルで業務を行っている実感もあり、視野も広く考え方も広くなります。
その辺りが自分に合うかどうかだと思います。
外資系IT企業で人事部長の仕事をしています。同年代だと思います。
私は外資系企業は10年ほど前から人事として働くようになって、外資系だけでそれから4社勤務しています。
いずれも給与額は上がっているのが正直なところです。
外資系の人事も会社によって違いはありますが、基本的には本社国の指示によって対応することがほとんどです。だいたいの場合は、直属の上司は日本法人のトップではなく、グローバルHRのレポートラインになります。
そこからグローバルの方針や戦略などを取得して、日本にローカライズして落とし込んでいくというのが大きな仕事です。その際に日本法人のトップと関わりながら進めていくので、レポート先が2方向ある感じでしょうか。
日本の状況をグローバルに伝えていくのも重要な仕事です。
慣れている外資系なら良いですが、日本の文化になれていない外資系だと結構大変です。
一番難しいのは、日本のヘッドカウント(社員数)も、グローバルの業績の中で、何人に減らす等の指示が出てくることです。いわゆるリストラに近い内容ですが、外資系ということもあって厳しく進めることになります。
私も外資系に行ってから転職が多いのですが、実際にこのリストラをした際に、自分も辞めて転職をしたというのが多いですね。ただ、リストラ主導の経験は人事として高い価値を見てくれるので、別の外資系に転職する際のアピールにはなります。
日系の企業と人材に関する考え方や、働いている人材の考え方も大きく異なりますので、そこになじめるかどうかが大きなポイントになるのではないでしょうか?
あとは、前述のとおり、本国の指示がハッキリと通達される場合が多く、日本独自で人事制度を構築したりということは少ないかもしれません。
何か新しく構築するよりは、日本にローカライズするという形になるので、企画をやりたい場合はあまりお勧めしません。
給与が高いのは、それなりのリスクも高いからだと思いますが、そこが問題なければ働きやすい環境だと思います。