経理シェアードサービス部門の月次決算業務って何をするの?55view

経理シェアードサービスの求人を見ていると、「月次決算業務ができる人」という文言を見かけます。詳細を見ると「債権債務の残高管理」とか「入出金伝票チェック」などと書いているのですが、具体的にどんなことをするのでしょうか。
中小企業の月次決算とは違うのでしょうか。

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1件の回答

  1. Fukuchi-e 2015/07/02 11:55

    過去に経理シェアードサービス部門に所属していたものです。
    月次決算でしたいたことを一言で言えば勘定の精査です。

    伝票整理もすることはするのですが、中小企業の伝票整理とは性質が少し異なると思います。
    中小企業の伝票整理は、得意先や仕入先と交わす伝票を整理して、過不足・修正があれば先方と調整すると思います。
    経理シェアードサービス部門の伝票整理は、受託会社から送られてくる仕訳伝票と会計ソフトに反映されたデータが、過不足なく対応しているかをチェックします。
    経理シェアードサービス部門から受託会社の得意先や仕入先に連絡することはなく、問い合わせをする場合は、必ず受託会社を通します。

    ちなみに補足ですが、受託会社というのは、経理業務を経理シェアードサービス部門に委託している会社のことで、この会社からこの業務をして下さいと依頼を受ける会社のことを言います。

    私がしていた「勘定の精査」というものは、その名の通り、1つ1つの勘定が適正であるかを細かく見ていく作業です。
    この作業はだいたい1日から1日半かけて行っており、月初3日目までが締め切りでした。
    質問者さんがどんな経験をされているかが分からないので、少しくどい書き方になりますが、イメージが湧けば幸いです。

    月次決算締め日の前日は、まず会社に来て「今日は1日かけてチェックするぞ!」と意気込んでパソコンを立ち上げます。
    メールのチェックやルーチン業務、雑務をこなした後、月次決算業務である「勘定の精査」に入ります。

    人によって順番が違うのかもしれませんが、私は動かない数字でもあり、貸借対照表の一番初めに来る「現預金」からスタートしていました。
    現金は、帳簿(会計ソフト)と残高が一致していることを確認します。正確には、帳簿と受託会社から送られてくる「残高報告書」というものを見比べます。簿記の世界では、ズレがあったら調査して、なおかつズレがあったら雑損金などに振りますが、帳簿と突き合わせるのが「残高報告書」なので、ズレるという概念がありません。
    預金は、帳簿と銀行の預金残高が一致しているかを確認します。これも基本的にズレませんが、ズレた場合は仮勘定(仮払金や預り金)に振って、損益勘定には振りません。

    そのまま、私は流動資産を見に行きます。
    債権(売掛金、未収入金など)、前払費用、仮払金の順です。
    棚卸資産もあるのですが、これは受託会社から数字を信用するしかありませんので、先月と前年度比較で大きく乖離している場合に受託会社にヒアリングするくらいです。

    債権(売掛金、未収入金など)は、帳簿(会計ソフト)を見て、
    ・毎月計上すべきものの上げ忘れ
    ・消し込み忘れ
    ・停滞しているものはないか
    の確認をします。

    前払費用は、上げ忘れ、取り崩し忘れがないかを確認します。

    仮払金は、収益・費用に振るものはないか、債務と消し込めるものはないか見に行きます。

    続いて、固定資産です。
    土地や建物、リース資産、ソフトウエアなど、勘定ごとに分けて、上げ漏れ、除売却漏れ、償却忘れがないか見に行きます。突合は固定資産台帳とします。

    繰延資産は、固定資産と同じです。

    負債に移って、流動負債。
    債務(買掛金、未払費用、未払金など)、前受収益、預り金の順です。

    債務は債権と同じように、
    ・毎月計上すべきものの上げ忘れ
    ・消し込み忘れ
    ・停滞しているものはないか
    の確認をします。

    前受収益は前払費用と同じように、上げ忘れ、取り崩し忘れがないかを確認します。

    預り金は、収益・費用に振るものはないか、債権・仮払金と消し込めるものはないか確認します。

    固定負債は、引当金の計上・取崩がなされているか確認します。

    これで貸借対照表の項目は終わりで、続いて損益計算書です。
    これは収益・費用のみで、上げ漏れ、重複計上、残高がマイナスになっていないかを確認します。

    最後に、
    ・先月比較と前年度比較をして異常値がないか
    ・消費税率に間違いがないか
    を確認して、一通りの勘定の精査を終えます。

    勘定の精査をしている時は、ずっとパソコンの前に座って、にらめっこしています。
    地道な作業なので、慣れないうちは結構しんどいと思います。

    具体的なイメージが湧いたら幸いです。

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