一般商材の営業をしている女性です。このまま営業を続けるより、専門的な知識を身につけて将来に備えたいと思っています。
もともと建築系は好きで昔アルバイトでCADオペレーターをしていたことがあります。ただ、指示された通りに描き起こす単純なオペレーターで経験も浅かったため続けられませんでした。毎日パソコンの前で長時間作業するため体調を崩したこともあります。
しかしその頃勉強した建築の構造や材料、法規などの基礎知識はありますので、これらの知識も活かしたいと考えています。
マンション管理会社では最近女性も活躍していると聞きましたのでトライしたいとも思っていますが、建築系の知識はマンション管理の仕事に役に立つでしょうか。また女性という点についてもどう思われますか。
質問
建築系の知識はマンション管理会社の転職に有利?52view
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回答
3件の回答
最近は資格を取るのが当たり前になっており、マンション管理会社に応募される方も関連の資格を随分持っておられますから、知識だけではどうかなとは思います。
しかし、その一方で資格を取ってそれで終わりという人も一部にはいます。本来はそこからがスタートなんですけどね。
女性の方がマンション管理業界に参加してくれるのは賛成です。最近は管理員にも女性の姿を見かけますので、フロント営業と女性管理員というペアは、ユニークで注目されるかも。
フロント職では設備系などの資格が必須というわけではありません(管理業務主任者の資格は必要ですが)。しかし建築等の知識があるのはメリットになると思いますよ。
最近はお客様から、お住まいのお部屋に関する問い合わせが増えており、マンション管理会社としても対応せざるを得ない状況となっています。一番困るのはお問い合せに対して回答に時間がかかること。即クレームにつながります。現場で判断するのは難しいにせよ、ある程度の回答をしておいてから解決策を提示できれば、信頼度も増します。
よくある質問が、壁にクラック(お客様はクラックとは言わず、ひび割れと言うでしょう)がありるが大丈夫か?などといったこと。その場で答えられると信頼感が増します。
フロントもそうですが、管理員は建物を定期的に巡回します。その際に見るべきチェックポイントをフロントが教えてあげるんです。慣れてくると見過ごしがちになる部分が大事です。共用廊下の天井面、外壁、鉄部など劣化が見られるところを確認するわけですが、日常の作業が大切なのです。
それと女性目線は近年非常に注目されていて、女性の方は建物の構造というより全体のクリーンさや雰囲気、メンテナンスの度合いを細かく見ておられます。清掃業者に対しても優しく指導するという立場から有利でしょう。さらに知識を積み重ね、関連の資格を取れるようにしたらどうでしょう。
結論をいうと、知識だけではあまり役には立たないように思います。専門的な知識を活かすならば、建築系なら建築士などの目線の仕事を模索すべきでしょう。
例えば面接でも「そうですか、そんな知識をお持ちなんですね」くらいの反応だと思いますよ。それが決め手となって採用されるということはないでしょう。
マンション管理会社では、共用部の定期点検などを実施しますが、点検が義務付けられている法定点検は専門業者がやります。一方そうではない定期保守点検では、 多くは設備担当の部署が巡回します。 給水設備や浄化処理装置、消防設備等を見るわけですが、当社では女性はいません。やはりガテン系の仕事なのでしょうかね。
フロント職に応募されるなら、むしろ営業スキルをアピールした方がいいと思います。当社では難しいかもしれませんが、ご指摘のように女性も増えつつあるので、女性ならではの目線で営業できるなら即戦力となって助かるという会社はあると思いますよ。