現在求職中で、マンション管理会社に転職希望ですが、志望動機をどうしようかと考えています。前職は不動産営業でしたがノルマがきつく、体力的にも長時間労働に耐えられませんでした。まだ20代ですので、前職の退職理由を素直に言うとネガティブに受け取られてしまうと恐れています。
志望動機としては仕事の将来性を一番に考えたいというところですが、マンション管理会社ならこの志望動機が通用するでしょうか。また、大手と中小の会社では、どんなところに差がありますか。
質問
マンション管理会社の志望動機で「将来性」を挙げるのはアリですか?2218view
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回答
4件の回答
業界全体の将来性という観点でいうと、いわゆるストック事業としての側面が上げられると思います。これまで管理といえば、不動産グループの場合は開発案件のアフターフォローといった役割が大きく、開発されたマンションの管理をそつなくこなすといったもので、そこから大きく収益を得るといった発想がなかったと思います。
しかし右肩上がりの成長はもはや見込めず、賃貸マンションや分譲マンションの開発は停滞もしくは先細りという声も聞かれます。
そこで既存のストックに対する価値の向上、ハードからソフトの差別化といった側面が重要になり、おっとりしていたデベ系の管理営業会社も他社の案件を獲得しようと営業の激しさを増しているというわけです。
管理というのも、管理業務の委託にとどまらず、より資産価値の向上といった点に目が向き、不動産に関する幅広い知識やノウハウから生活全般に至るものまで幅広く求められる時代になったと思われます。
具体的には、昔は居住者が住む専有部分にはほとんど関心がなかったのですが、今はリフォーム提案をはじめ、修繕、修理などの生活全般サポート等、入居者への各種サービスがいかに充実しているかも問われます。管理員も昔は管理室に座ったままでのんびりお茶を飲んでいるといったイメージがあったかと思いますが、今は違います。きびきびと効率的に動き、問い合わせにも即対応といったことが要求されます。もちろん、管理員がそこまで出来る場合は少なく、フロントや会社の応援があってこそなのです。
そしてこれらを支える人材、社員教育も関心の的となっています。こうしたサービスに対応できる人材でないと、不動産の価値を向上する役目を負えません。これまでの管理だけしっかりやればいいという姿勢の、ある意味愚直な姿勢では物足りず、マンションに住む「価値(バリュー)」を語れて、実施できる人材でないと、そっぽを向かれる恐れすらあります。人材が勝負という意味でも将来性は大きいと感じます。
分譲マンションの業界ではインターネットで生活サポートするツールを見ることができます。いわゆるワンストップサービスですね。これも勉強して扱えるようになると将来有利ですね。
大手と中小の差でいえば、こうした受け皿となる人材教育をきちんとやっているかどうか。中小の会社でも気づいて、いち早く動いているところはあります。そういった面を面接時には聞いてみるといいでしょう。
マンション管理会社に転職して3年余り、ちょうど仕事が面白くなってきたところです。
入る前のイメージは、マンション管理は地道な仕事だなあと思ってました。今でも地道にやるというのは変わっていませんが、居住者の方とのコミュニケーションが深まって来たことや担当エリアの管理員との付き合いもスムーズになり、提案力もついてきたため、もう一段業務を深めたいと感じています。
マンション管理には、「課題」が数多くあります。これをクレームととるかどうかは本人次第ですが、私は積極的に「課題」ととらえ、解決することに楽しみを見出しています。
先輩社員を見ると、この解決策が自然とノウハウにつながり、情報を共有してくれます。このため、何かあっても入社したての頃のように、戸惑うことは少なくなりました。
大手と中小の差はあまりないと感じますが、しいていえばシステム化が進んでいるかどうかでしょうね。人材面でも大手は揃っているなあと感じます。金太郎飴的ではありますが。
私は、30~40代はばりばりやって50代くらいで独立も、と密かに考えていますよ。将来老朽化するマンションが増えるのはもう見えてますし、管理組合員の高齢化など課題は山積で、コンサルタントとして独立できれば、それまでの経験やノウハウが生きるからです。これが将来性ですかね。
質問者さんは20代なんですね。うちの会社では30代から40代がフロント営業の中心ですね。不動産営業ほどではないですが、コールセンターの宿直勤務があったり、急な呼び出し、土日出勤など、時間が不規則なことが多くて、辞める人も見受けられますよ。
将来性ですかー。あるとは思いますが、常に勉強が必要ですよ。入社するにあたって管理業務主任者資格は必須ですし、宅建やその周辺資格もあると有利です。
「将来性」を前面に出すことに賛成です。建物がある限り、管理の仕事はなくなりません。景気の波にもそれほど左右されないのが管理業のいいところだとも思います。
東京オリンピックに向け、不動産開発はブームといえるほどになってますが、それに伴い、高い管理能力を持つ管理会社同士の競争も激しくなると思われますし、そうすると優秀な人材も必要になります。
ただ、給与面は前職に比べて落ちると思いますけど。