新卒で入社してから6年間、独立系Sierでシステムエンジニアとして働いている28歳の女性です。私の会社は300人ほど社員がいますが、このうち9割は男性社員が占めています。残りの1割の女性社員は、30歳以下の独身の若手社員がほとんどです。なかには、30歳以上の既婚の女性エンジニアもおりますが、みんな子どもがいません。子どもがいないせいか、独身時代と変わらず深夜まで残業しております。
会社の制度として産休・育休制度はありますが、実際に使用した実績があるのは事務職の女性社員だけです。システムエンジニアの女性が産休を使用した実績はありません。
みんな妊娠すると辞めてしまいます。
半年後に結婚を控えており、将来は子どもを二人ぐらい持ちたいと考えております。
みんなはっきりと口に出して言うわけではありませんが、女性のエンジニアは、妊娠後は退職することが暗黙のルールとなっております。新卒からお世話になった会社を辞めたくはないと思いながらも、このような雰囲気の今の会社で自分が女性エンジニアとして初の産休・育休を取る自信はありません。
出産するまで今の会社で働くべきか、結婚を機に退職して比較的残業の少ない会社に転職するべきか迷っています。結婚を控えている20代後半から30代前半の女性は、企業側から「入社後にすぐに妊娠して退職するのでは?」と心配して、なかなか採用されづらいとの話を聞き、なかなか転職に踏み切ることができません。
結婚を機に転職された女性エンジニアの方がおりましたら、その時の詳しい状況を教えていただければと思います。また、面接の際に結婚の予定があることも正直に話していいか教えてください。
質問
28歳の女性SEですが、結婚直前に転職しても採用してもらえますか?353view
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回答
3件の回答
質問者さんは、英語はできますか?
英語ができるんだったら、外資系のIT企業を目指してみてはどうでしょうか?
日系の企業に比べて、時短勤務や在宅勤務などフレキシブルに働ける制度が整っているので、転職する際の選択肢の1つに外資系企業を考えてみるのも手です。
面接の際にも結婚や出産の予定を聞かれることもありません。正直に話したとしても、それが採用に影響することはないですよ。
私の先輩は、結婚後に外資系企業に転職して、1年後に出産しましたが、その後も時短勤務や在宅勤務を利用して働いていましたよ。
日系企業の男性社員と比べて、外資系企業の男性社員の方が出産や育児に対して理解があるとも言っていました。在宅勤務の制度があるため、お子さんが熱を出して保育園で預かってもらえないときは、奥さんに代わって同僚がお子さんの面倒をみることもしょっちゅうあるみたいですよ。
だけど、外資系企業は査定がシビアなので、先輩は隙間時間を見つけて勉強をしたり、効率よく成果を出せるよう時間の使い方をすごく工夫していました。そのあたりは、今までよりシビアになるかと思いますので、よく考えて転職活動をしてくださいね。
面接の際に結婚の予定で、採用の合否にかかわるか、その会社次第ではないですか?
1次、2次の面接官ってだいたい入社後の直属の上司にあたる人が担当するので、「結婚の予定はあるか?」と聞かれたら、正直に話せばいいと思います。あえて自分から結婚の予定があることを話す必要はないかも…。正直に話すことで、面接官によっては、「この人に入社してもらっても、すぐ産休にはいっちゃうかも」って不信感を抱くのではないでしょうか?
私は面接官になれるほどエライ立場の人じゃないけど、中途採用で入った同僚が1年もたたないうちに産休をとられたら、こっちにしわ寄せがくるから、ちょっと迷惑ですね。
職場では声を出して言えませんけど…。せめて入社2年後ぐらいにしてほしいです。
運よく他社へ転職できたとしても、出産後もシステムエンジニアとして今のように第一線で働き続けることは、物理的にも体力的にも難しいと思います。
相談者様は開発にこだわらないのであれば、サーバ運用とかヘルプデスクなどの運用・保守の方にシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか?
開発と比較して、運用・保守はそこまで残業時間が多くありません。会社にもよりますが残業時間は平均20~30時間前後といったところでしょうか。開発の受託業務中心のSierより、運用・保守の客先常駐の中心の企業の方が女性を積極的に採用していますよ。
ただし、運用の仕事はシフト制のところも多いので、必ず土日休みになるわけではないので、その辺は旦那さんとなる方の理解が必要ですけど…。
7年前に結婚を機に転職した36歳女性です。
ご結婚おめでとうございます!
私も質問者さんと同じで、結婚前は男性社員ばかりの独立系Sierに在籍しておりました。とてもじゃないけど、産休・育休をとれる雰囲気ではありませんでした。質問者のお気持ちよくわかります。アベノミクスで積極的に女性を登用しようなんて言っても、IT業界って深夜残業が多いせいか、はっきり言って「男の社会」ですよね。
私も結婚を機に今の会社に転職したクチで、質問者と一緒で28歳のときでした。
運悪くリーマンショックの時だったので、全体的に採用している企業が少なく、正社員にこだわらず、契約社員・派遣社員と色々と応募したのを覚えています。トータルで25社ほど受けて、ようやく育休後もエンジニアを続けられる今の会社に拾ってもらいました。
今は私の時と違って、景気もいいので女性を積極的に採用する企業も多いんじゃないでしょうか?転職サイトをちらっとのぞいてみましたが、女性を積極採用している企業の特集をやっていましたよ。女性を積極採用するってことは、それだけ社内の制度が整っているってことだと思いますので、今の会社に在籍しながら応募してみてはいかがでしょうか?
面接の際に結婚の予定があることは正直に話すべきです。もちろん、面接では「すぐ子供が欲しいので、産休・育休はありますか?」とか入社早々休むのって印象を与えるような質問はしちゃダメですよ。
結婚後も長く勤め続けることができる会社とご縁があるといいですね。
転職活動の頑張ってください!