税理士法人や会計事務所についてお伺いしたいのですが、転職先で会社を見極める時に数多くの事務所があって迷っております。
税理士法人やそうでない税理士事務所の違いなど、何が違うのかよく分からないです。
また、求人の会社概要を見ると、顧客が歯科医院などの医療業界だけのところや、法人だけなど専門の分野に特化している事務所を多々見かけますが、そうでもないところはどのようなところに注意すればいいでしょうか?
特に何かに特化しているわけでもなく、特徴が無いので福利厚生や給与面以外で会社選びにおいてポイントがあれば教えていただきたいです。
質問
税理士法人や税理士事務所を選ぶ基準や注意点を教えてください。124view
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回答
3件の回答
私は中規模クラスの個人の会計事務所に勤めている者ですが、勤務している身から思うことを言いますね。
まず所長は30代後半で今の事務所は6年前に開業されました。従業員は15人ほどですが、従業員の中で派閥が出来ています。学校のクラスみたいですね。それで所長ですが、年齢が若いせいか非常にアグレッシブです。毎晩飲みに出かけています。そして、今している業務の内容ですが、顧客を持たせてもらって毎月の巡回監査、会計処理、法人の決算、確定申告、年末調整、新規開業の案件の手伝いなどです。これがおおざっぱですが1年間の業務内容です。
もし私が違う会社へ転職するならば同じく個人の会計事務所に転職します。ちなみに独立願望があると仮定して下さい。
で、事業年数に注目します。開業10年くらい経っているところにしますかね。
なぜなら、開業間もない頃は顧客集めからしなくてはいけません。休みは無いでしょう。そして、良いお客様は全部所長に取られます。となってはある程度軌道に乗るまでは大事な仕事は出来ないです。時間のムダです。
次に従業員数です。少ない所を選びます。単純に色んな業務が出来るからです。
あとは質問者様がご存知の通り、クライアントを選んでいる会社は選ばないです。「~業界に特化した会計事務」みたいなところですね。その特化している業界には詳しくなりますが、色んな業種のクライアントを担当したいんですもん。
最後は質問者様に言いたいのですが、募集で未経験者可能、科目合格不問のところがいいです。これはある程度新人の教育をする余裕があるとみられます。1年間ぐらいはじっくり勉強しながら業務が出来ます。良い会社を見つけて下さいね。
まずこの業界は大きくわけて2つの種類に分かれます。
1つは税理士法人といって、法人登記されており俗にいう”会社”をイメージして下さい。法人の義務として年金などの福利厚生もしっかりしており、退職金が出るところもあります。それと、比較的給与も高めです。
もう1つは個人の税理士事務所です。商店街の小さな飲食店とイメージして頂いたら分かりやすいと思います。このタイプは事業主、つまり所長の収入から分け前として給料をもらうというイメージです。
法人とは逆で給与は低いところが多く、退職金も無いところが多いです。また、従業員も少ないところが多いので、人間関係での面で合わなければ苦痛です。
それ以外は特に大きな違いはないと思われます。こなす仕事内容は同じなので。
これでは個人の税理士事務所が悪いと思われてしまうので、いいところも述べさせてもらいます。
まず、多岐に渡って仕事が出来ます。少人数であるので一人で多くの仕事を任せてもらえます。また、ある程度自由に自分の考えで仕事が出来ます。その分スケジューリングや要領が良くないと仕事が溜まっていき、毎日徹夜勤務です。
しっかり力をつけて独立を考えている方なら個人の事務所がオススメかもしれません。激務ですが、その分数年後には独立出来るだけの力はついているでしょう。
ある程度安定を求めるなら法人の方がよろしいんじゃないでしょうか。
あくまで個人的な見解です。
初めての会計事務所への転職とお見受けしましたのでアドバイスさせて頂きます。
まず、求人内容以外で会計事務所を選ぶ時のポイントですが、一つの極端な例としてはバイトなりパートなりで入社してみて実際に自分の目で確認することです。
ただ、実際には最初から正社員での入社になると思いますので、ポイントをあげるとすれば自分の将来の目標とすりあわせることです。
将来独立したいのか?ある程度経験を積んでから他社の経理に転職したいのか?ずっとその会社で働き続けたいのか?大体はこのように分類されると思います。
将来的に独立を考えていらっしゃるなら中小の税理士事務所を選択しましょう。税務以外にも何でも仕事割り振られます(笑)独立するためには税務以外に顧客との折衝や営業力などが重要で、全ての業務を自分で理解してこなさなければいけないんで良い環境だと思います。
将来経理に転職を考えているなら相続とか扱っている会社にいく必要はありません。会社の会計さえ出来れば十分です。取り扱っている案件を注意深く見ましょう。
ずっとそこで働き続けたいのであれば、税理士法人ですね。個人の税理士事務所はオススメしません。全てが全てではありませんが、税理士法人の方が全体的に経営的にも安定しています。
だいたいこんな感じで分類出来ると思いますよ。
結論を言いますと将来の目標に合った種類の会社を選択した方がいいと思います。まずは自己分析から始めましょう。