大学の工学部に在籍する者です。現在、就職活動中で、総合電機メーカーを目指しています。中でも第一志望は研究職なのですが、実際に配属される可能性はどのぐらいあるのでしょうか?具体的に教えていただければ。ありがたいです。
質問
総合電機メーカーは、希望する配属先を選ぶことができるのでしょうか?25view
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回答
3件の回答
私が就職した頃は、工学部を卒業した者はもちろん、工業高等専門学校を卒業した人でも、優秀な人材であると認められたならば、研究職に配属されていたのを覚えています。今もそうだと思いますが、当時は面接試験の前に学力習熟度試験なるものがあり、就職志望者全員が、専門分野の筆記試験を受けさせられました。私は全くできなかったのですが、研究職に配属された人の話を聞くと、どの人も満点に近い点数だったそうです。このように、いかに大学在学中に真面目に勉強し、高度な専門知識を取得しているかを、事前に調査されるのです。そのことを、前もって十分理解しておかなければ、たとえ有名大学の学生であろうとも、研究職に就くことはおろか、場合によっては不採用となることだって、不思議ではありません。要は、いかに自分の実力を学生時代に身に付けておくかが、採用のポイントになると思います。そのためにも、普段から真面目に勉学に取り組む心構えを持ち、学業に励んでおいてください。
君は相当プライドが高そうだね。研究職を目指す人は、そう言った傾向の人が多いんだ。かと言って、別に悪いことではないよ。むしろ、そのぐらいの意気込みで入社してくるぐらいの気迫が欲しいね。ただ、現実にはハードルが高いのも事実だ。採用枠が限られているし、高学歴の人ばかりが集まって来るので、厳しい競争になるのは必至と考えるべきだ。君が学生時代に特許を取得しているとか、留学経験があるとか、人とは違うアドバンテージが、何か必要になるだろう。望み通り研究職に配属されたとしても、それから先が大変だと言うことも忘れてはいけない。学生と違って、会社は給料を払う代わりに、その対価、つまり成果を求めて来るんだ。それが出せないと、追いつめられることを覚悟しないといけない。途中で挫折する人も数多くいることを忘れないで欲しいね。
まず一般的に言って、国内の大手電機メーカーは、面接時に配属希望先を聞かれたり、自己申告シートに書かされたりしますね。会社にとって、新入社員の定員は毎年変動しますが、当然それは企業業績によるものです。
景気が良ければ、積極的に設備投資なども行いますから、技術職を多く採用しますが、研究職の場合は特に景気に左右されず、毎年一定の割合で採用枠が確保されているようです。これは、ある意味先行投資のようなものですから、たえず新しい技術を開発し続けないと、会社自体の存続に関わるので、当然かも知れませんね。さて、研究職を目指す場合、最近の動向では大学院の修士課程を卒業している人が、どうしても採用する中心になります。また、学部で言うと工学部より理学部の方が採用枠が多いようです。これは、より基礎研究を在学中に学んでいるとみなされているからでしょう。とは言えども、工学部出身でも研究職に就くことは十分可能です。そのためには、在学中に論文を書いたり、学会発表をするなりして、積極的に存在感を示しておくことが必要でしょう。在学中の実績は、間違いなく重視されます。