総合電機メーカーから自動車メーカーに転職したい230view

大手の総合電機メーカーに勤める者です。
現在、技術部でDVDレコーダの設計開発に携わっているのですが、今の電機業界は外国資本のメーカーに追い上げられ、構造的な不況に陥っていると感じています。私の会社も白物分野からの撤退など、業容が次々と絞られて来ており、先行きに不安を感じています。そこで、あまり景気に左右されず、安定した事業を展開しているように見える、自動車メーカーに転職しようかどうか悩んでいます。将来の生活設計を見据え、これからどうすればよろしいでしょうか?

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回答

6件の回答

  1. Racet 2017/04/01 17:21

    完成車メーカーも大変ですよ。
    特に日本の完成車メーカーは、海外売上比率がどこの会社も80%を超えていますので、円高に振れると直ぐに収益が悪化します。

    また、排ガス規制(Nox、PMの削減)、燃費規制(CO2排出量削減)、衝突安全規制(スモールオーバーラップの追加、歩行者保護試験の追加)など、年々法規制が厳しくなってきていますので、完成車メーカー各社は、日本、欧州、米国の3カ国の法規制に対応するため、新車開発に追われています。

    完成車メーカーは、常に性能の向上を求められるため、新興国のメーカーは技術力に乏しく参入出来ませんが、日本、ドイツ、米国の完成車メーカー間の競争は熾烈です。

    排ガス規制をクリアするためには、燃焼改善、触媒性能改善が必要ですし、燃費規制に対応するためには、ダウンサイジングターボエンジン、ディーゼルエンジンの開発、ATの多段化、軽量化、フリクションロス低減などが必要で、衝突安全に対応するためには、車体構造の改良、ホットコイルの採用、ボンネットへの樹脂材の採用など、あらゆる手段を用いて技術開発しなければならない状況です。
    特に、欧州と米カリフォルニア州は、排ガス規制、燃費規制を強化しているため、日米欧各社はPHEVの開発に注力しています。

    売上規模2~3兆円規模の完成車メーカーでは、全ての法規制に対応するだけの、開発費を捻出出来ないため、スバルはトヨタの傘下に入り、三菱は日産の傘下に入りました。
    いずれ、マツダやスズキもどこかの大手完成車メーカーの参加に入らないと、単独では生き残れません。

    更に、自動車のライフも、従来の8~10年から、最近は3~5年位に短くなっていますので、開発期間が短くなり、開発費をペイすることが難しくなりつつあります。

    自動車の電子制御化が進んでいますので、完成車メーカーでは、電機メーカー出身のキャリア採用のエンジニアも沢山活躍されておりますので、キャリアを伸ばすという意味では転職を検討されても良いかと思います。

    しかし、今後完成車メーカーは、強みを失っていく可能性が高いです。
    元々、完成車メーカーが自社開発、自社生産するのは、エンジン、トランスミッション、車体のみで、他の部品は、サプライヤーの技術開発に頼っています。

    排ガス規制、燃費規制の強化が進み、EVが普及しだすと、モーターと電池は購入品になりますので、完成車メーカーの強みは車体だけになり、製品のコモディティー化が進みます。

    決して、完成車メーカーが安泰だとは思いません。

  2. tada-katsu-2015 2016/04/06 15:16


    同感。自動車系も全く安泰とは言えないはず。

  3. Shimokita 2016/04/06 15:12

    >あまり景気に左右されず、安定した事業を展開しているように見える、自動車メーカー
    ⇒決してそういうわけではないと思うよ。自動運転の話とか知ってます?

  4. Iwakura-60 2016/04/03 21:02

    なかなか難しい問題だと思います。あなたが考えておられることは、まさに正論ですし、否定するだけの根拠もありません。私があなたと同じ立場にいれば、やはり思い悩むでしょう。転職するには年齢の問題もありますし、住む場所の問題とか、人生がかかっていると言っても過言ではないと思います。終身雇用制度が崩壊した現在、何を頼りに生きて行けばよいのでしょう。私ならば、自分自身の専門技術力やITスキル、人とのコミュニケーション力を徹底的に磨くことを選択すると思います。企業の人事担当者が必要とする人材は、まさに自分自身で計画、実行、評価、改善のサイクルが完結できる人だと考えています。その能力を身に付けてから、転職を考えても遅くないと思います。真の能力がある人は、自分が手を挙げなくても、ヘッドハンティングされるものです。その自信がないのなら、今の会社に留まり、実力を蓄えてから、胸を張って手を挙げる機会を待ちましょう。

  5. Nada-w 2016/04/02 23:56

    それは短絡的な見方だなあ。隣の芝生は青く見えると言うたとえにもあるように、君と同じようなことを考えている人は、他にもいっぱいいると思うよ。でも、今は良くても将来はどうなるか、誰も正確には予測なんてできない。だって、電機業界も昔は花形の成長分野であった訳じゃない。だから、自動車業界も先行き不透明だと思うなあ。実際、最近の若い人は車に乗らないし、いわゆる車離れが起きているようだ。電気自動車だって、ものになるのか、まだまだ不透明だし、総合的に考えて現状維持を奨めたいと思う。

  6. Kitashitara 2016/04/02 17:16

    確かに、国内の大手電機メーカーは、どこも苦戦しているようですね。これは構造的な問題もあるかもしれませんが、主要な原因は激烈な開発、及び価格競争にあると思います。
    今や、電気製品は安くて当り前の時代ですよね。それに較べて自動車業界は、ご存じのように多少の変動はあれども、確かに堅調に推移しているように見えます。この不況下にありながら、毎年売上高を伸ばしている有名メーカーもあるぐらいですから、まだまだ伸びシロがあるのかも知れません。あなたが自分の技術力に自信があり、同時に他業種でもやって行けると言うやる気、さらに強い意志があれば、チャレンジしてみることも良いかと思いますよ。ただし、ベネフィットだけでなく、リスクも存在することを、よく頭に入れておいてくださいね。後で後悔しないためにも。

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