機械商社のグローバル化95view

私はサブアッセンブリ―などを大手メーカーから請け負う加工業者に勤めています。製造業の昨今のグローバル化は目覚ましいものがありますが、今の会社ではとてもその流れについていけそうにありません。海外進出もクライアントから求められていますが、取り組み自体が遅く、すでに取り残され今更そのような対応はできないでしょう。そんな状況ですので、なるべく早く転職先を決めたいと思います。
現職の経験から機械商社に焦点を当てているのですが、この業界でのグローバル化による影響はどのようなものでしょうか。それに対して、どのような対応をされているのでしょうか。せっかく転職するのですから、時代の流れに対応できる企業を選びたいと思いますので、その判断基準にも参考にさせて戴きたく思います。

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回答

3件の回答

  1. Kitanagoya-a 2015/11/24 4:37

    質問者さんが現に経験しているように、製造業の海外移転と現地調達の流れは必然になっているよね。一方で機械商社はそれについていかなくちゃならないのは周知の事実で、商社自体には実際に選択の余地がないくらいですよ。なので質問に答えるとすると、機械商社のグローバル化、海外進出、国際取引に関してはある程度対応済みで、今後も海外市場への依存度はますます増えていくということ。最近の動向だと、商社といえども仕入れて調達するだけのサービスだけでは成り立たなっている。簡単な加工、エンジニアリング、メンテナンスを含めたアフターサービスも請け負えるようになった。メンテナンスなんかは特定の専門商社が行っていた部分もあったけど、そのレベルのサービスが業界全体で当たり前のような水準になってきているんだよね。それとグローバル化がどう関係あるかと言うと、現地でもそこまでの能力のある拠点を持つ必要があるということなんだ。これが結構悩みの種で、技術職の人間を全員日本から派遣するわけにもいかないから、現地のエンジニアと仕事をしなくちゃならないんだけど、品質や技術レベル、そしてそもそも文化の違いなんかにギャップがあって、思うようにコントロールできない。自分の請け負っているのは金属加工機械がメインなんだけど、それほど複雑な機械じゃないから国内では昔からメンテナンスぐらいはやっていたんですよ。ところが海外で同じように展開しようとしても、全く機能しない。契約した現地のエンジニアの質が悪かったこともあるけど、何より機械メーカーのサービス網が届いていない。自分たちだけでもなんとかなるだろうと思ってたけど、そう簡単ではなかったんだよね。引き下がるわけにもいかないし、何とか事なきを得たけど初めのほうは本当に苦労したな。

  2. Sano 2015/11/12 22:02

    商社の間では、グローバル化というのは今に始まった事じゃないと思います。業界別に比較すると、機械商社はどちらかと言うと海外製品の割合が少ないとは思います。しかしそれでも海外製品の安定した商流の構築は、機械商社にとって企業価値を決める重要な競争力の証と言えるでしょう。最近の社内の状況では、去年からマーケティング部門の人員を強化するという動きがありました。それは当然、海外に進出した国内メーカーとの現地でのビジネスを確実に受注するためです。特に新興国での生産能力の拡大が急務になっていますので、それに伴った設備投資額は我々機械商社にとって魅力的なものです。こういう動きがあった時は非常に売り上げは伸びますが、逆に他社が入り込むリスクもありますのでかなり神経質になります。現地のマーケティング部門の情報網を広げ、優秀な生産能力のあるメーカーとの取引を実現させることが急務になっているということです。転職を考えていらっしゃるのでしたら、海外出張や駐在、転勤なども視野に入れておく必要があると思います。今は特に、若い人員を海外に率先して出しているような状況です。グローバルなビジネスをどんどん経験して、自分のキャリアを高めたいという気持ちがおありでしたら、この業界は特にお勧めの環境と言えます。

  3. rode 2015/11/02 22:34

    製造業に密接に関係している機械商社は、国際的な取引に着手するのが非常に早かったと思います。国内メーカーが海外市場に本腰を入れ始めた90年代後半には、機械商社はすでに現地法人の確立や国際的なグループ網を構築していました。ですので我々の業界では最近になりグローバル化が言われだしたというわけではなく、すでに一定の対応がひと段落している状態です。しかし、輸入品の取り扱いは拡大する一方ですので、今後も各社引き続き国際取引に注力していくことになるでしょう。私の会社はフィリピン、メキシコ、イギリス、アメリカ、中国、インドに拠点を持っており、支店としている事務所もあれば現地法人化したものもあります。日本から派遣される駐在員の数は長期短期合わせて年間100人近くになりますので、業界の中でも動きが激しいほうだと思います。今日において、機械商社としてグローバル化に追いつけないという企業は生きてはいけないでしょう。裏を返せば、今存在している機械商社は全社例外なく海外との取引があるということです。海外進出の背景は各企業様々でしょうが、一番多いパターンは取引している国内メーカーの現地調達への対応だろうと思います。

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