校正の仕事をしています。最近、同じような見落としを立て続けにしてしまい、自分は校正者として不適格なのではと思っています。
会社にも損害を出し、始末書の提出ばかりか得意先への謝罪にも行き、これ以上校正者として仕事を続ける自信がありません。
また見落としたらどうしよう、次は絶対に失敗できない、などと考えると作業にも必要以上に神経質になってしまい、「正確に、しかも素早く」といわれる原則を守りきれません。
校正をしている人なら誰しも一度はそんな経験があるかもしれませんが、皆さんはミスをした時どのように乗り切っているのでしょうか。アドバイスを頂けると幸いです。
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校正ミスが続いてしまい、もう辞めたいです2367view
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回答
2件の回答
病気になるくらい思い詰めてはいけませんよ。知り合いの校正者にも、ミスの責任を感じるあまり心身の不調に悩まされた人がいます。仕事には向き不向きがあるので、様々な選択肢を考えるのは当然のことです。
ただ、どんな職業に就くにせよ校正者として培われた観察眼や洞察眼は有効な武器となりますよ。
あなたのお気持は痛いほど分かります。
多分、すべての校正者が共感する問題ではないでしょうか。
ミスが続けば神経が過敏になり、かえって他の事項がおろそかになることもあり、しかも人間のすることなので二度と同じ過ちを起こさないとは限りません。
何度でも同じような事故が発生するのはそれを証明しているとも言えますね。
それはあなたやあなたの会社に限った事ではなく、業界全体に共通したことだと思います。
大事なのは、どんな品質事故も一人の責任で引き起こされることは滅多にないということです。
例えば校正責任者が不備を見落としたとしても、それを制作した人や内容を決裁した人などたくさんの人手がかかっており、チーム全体で責任を負っているのが実情のはずです。
校正部門はチェックが専門のため、見落としは特に厳しく追及されるのは致し方ありませんが、もしかするとあなた一人で背負いこみ過ぎているのではないでしょうか?
品質事故は未然に防ぐことが最優先課題ですが、起こってしまった後の対応が非常に重要です。迅速に善後策を打ち出し、すぐさま次の防止対策を検討、実施し得意先に謝罪と説明、時には賠償を行います。それらはチームや会社全体ですることであり、一人ひとりの負担がキャパを超えるほど大きいのであればそれを分散するような提案を積極的にするべきであるのです。
同じようなミスが続いたとのことですが、想像するにあなたはかなりお疲れなのではないでしょうか?
いい仕事をするには集中力が大事ですが、仕事はチームでするものです。メンバーがそれぞれにフォローし合って、会社全体として品質事故を防止する姿勢がない限り問題は解決しないでしょう。
苦手な分野や傾向があるのならば、正直にメンバーに打ち明けたり、助けを頼むことも時には大事だと思います。
少しでもヒントになれば幸いです。お身体壊されませんよう。