女性でも現場監督・土木施工管理技士を務められるでしょうか?1727view

建設会社に勤めているOL(30歳)です。基本は事務なのですが、現場監督さんの補助もしています。大学は経済学部で、卒業後に地元に帰って今の会社に就職しました。もともと建設業自体に興味があったわけではなく、会社の待遇と職場環境の良さで就職先を決めました。

今の会社に入って最初の1年間は事務の仕事だけをしていましたが、Officeソフトのスキルがもともと高かったことと、経理ソフトの覚えも早かったことから、これならCADもできるんじゃないかと工事課長に誘われてから、現場監督さんの内業補助をやるようになりました。

それ以降は、工事書類のファイリングはもちろん任されており、出来形管理表や品質管理表の入力、安全管理書類や産廃の手続きなどもこなしていて、完成検査書類の作成などもひととおりやってきました。土木の基本素養はありませんが、現場監督が行う大体のデスクワークは分かります。人手が足りない時は作業着を着てヘルメットを被り、自主検査や測量、写真撮影の補助もしています。

現場での補助作業もなかなか楽しく感じているので、ここまできたら1級土木施工管理技士を取得して技術者として働いてみるのも面白いのではないかと思っているのですがどうでしょうか?女性の現場監督というのはやはり難しいことが多いのかなという不安もあります。女性現場監督さんのアドバイスなども頂けると嬉しいです。

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回答

3件の回答

  1. Bizen-j 2015/11/29 16:48

    コンクリート補修工事を主に扱っている建設会社に勤めています。
    建設会社の中でもウチのような分野ですと、女性の方が活躍できるのでは?と感じることが多いです。その理由としては次のようなものです。

    ・コンクリートのクラック(ひび割れ)を扱うので、設計図面に書かれていることをただこなすのではなく、現場で細かいところをよく観察して作業指示できる几帳面さが必要。
    ・補修作業では出来上がり品質の要求水準が高く、雑な作業だとすぐに目立つのでやはりシビアな几帳面さが必要。
    ・コンクリートの学問的な素養が必要となるため、いわゆる学校の勉強できちんと良い成績がとれるコツコツ型の勤勉さが重要で、学生時代の経験からも大概女性の方がかしこい。
    ・仕上がりの美観的なセンスも総じて女性の方が高い。

    同じ土木でも、土工、コンクリート工、鋼構造物工など様々です。私の経験からすると、コンクリートや鋼構造物、塗装関係などだと女性のチカラを一層発揮しやすいと思います。

  2. muta 2015/11/27 22:15

    私も元OLで、今は建築の現場監督をしています。30歳の時に1級建築施工管理技士をとってから5年になります。
    OLはアパレル系でしたので全くの他分野からの転職でした。ヘルメットを被って現場を仕切っている女性を町で見かけてカッコイイな~と感じたのがきっかけで、建築工務店に入りました。採用試験のときは「本気なの?途中でやめたりしませんか?」と言われましたが、モチベーションを猛アピールして採用してもらいました。
    一見、男社会のようですが、実際には間接部門やデスクワークでは女性が活躍している業界なのは質問者さんもよくご存知かと思います。なので、現場監督でも特に心配ないですよ。特にここ数年の建設業界は、将来の人手不足の深刻化を見込んで、女性技術者の増加を目指す動きに勢いがついていますので今がチャンスです。収入も上がっていきやすいです。
    私は建築なので、建築士や内装デザインでは女性の方も多いです。その点では土木現場とは少し雰囲気が違いますね。土木現場だと建築よりはまだ女性が少ない状況ですが、逆にとらえれば、現場の華になれるのでみんなに面倒をみて貰えておトクなことも多いように思いますね。それでも、発注者の地方自治体には女性の土木技官はかなりいますから、女性同士の方がコミュニケーションが取りやすいケースもあると思います。
    これからは女性技術者のメリットを活かせるシーンが増えてくると思うので、ぜひチャレンジしてみてください。

  3. Yuasa 2015/11/25 18:32

    いいですね!それくらいこなせる事務員さんがおられると、現場はとても助かるので会社の同僚の方もかなり感謝されていると思います。お話の内容を伺う限りでは、現場監督の日々の事務的なデスクワークはほぼマスターできているようですし、CADも使えるということなので、年配の現場監督よりもはるかに戦力になっていると思います。

    ここまできたら1級土木施工管理技士を目指そうというモチベーションはとても良いと思いますし、十分可能だと思います。学歴が大学卒ですから、経済学部でも実務経験が5年以上で受験資格は得られます。入社2年目から現場デスクワークをしておられますし、現場にも補助で出られているということなのでこれまでの職務年数はカウントしても良いと思われます。経験年数の証明は会社がするものなので、質問者さんの職務内容の実態が現場監督として相応しいと判断すれば、職務経歴証明はOKですね。もしかすると、会社が実務経験についての不安をいくらかもてば、本格的に現場監督見習いとして職種変更して1年くらいしてから受験するように言われるかもしれません。いずれにしても、土木工学の基礎知識を身につける期間が必要ですから、受験するまでの準備期間には影響はないと思います。

    勉強方法は独学だと大変だと思いますのでコツが大事です。まずは、書店に置かれている1級土木施工管理技士試験を全般的に網羅している参考書を一度流して読んでみて下さい。そうすると、自分がよく知らない分野が分かるので、そこに焦点を絞って各専門分野勉強すると効率的です。専門書はいろいろありますが、オススメとしてはオーム社が出している「絵解き○○学」シリーズが良いですよ。高校卒程度の学力で十分わかるように噛み砕いて説明してありますし、演出問題も充実しています。メジャーな入門書ですが、分かりやすいので私も未だに持っていて、計算関係で忘れてしまったときにしばしば使っています。高校で物理学をやっていない場合は、力学の基礎ができていないので難しいと思います。土木工学で使うのは基本的には高校物理で最初に習うニュートン力学だけですから、そこだけ勉強してから試験勉強すればOKです。毎日1時間勉強すれば1ヶ月くらいでマスターできます。

    専門分野の勉強を毎日1~2時間で半年~1年くらい続ければ大体基礎はできあがると思うので、その段階から過去問にトライしましょう。あとはとにかく過去問を何度も繰り返しやって、8割以上の得点を確実に取れるようになれば合格圏内です。

    1級土木施工管理技士の試験は1次と2次があって、2次試験は記述式です。これについては、参考書やインターネットの試験対策ページ、同僚や先輩の方などから回答例題を集めて学ぶと良いですよ。あとは、仕上げに通信講座を受けるのが近道だと思います。
    費用については、参考書を5冊くらい買ったとして3~4万円くらい。あとは通信講座費用と受験費用ですね。たとえば某通信講座の総合コースだと6ヶ月の9回添削で7万円ほどかかります。1級土木施工管理技士の通信講座は厚生労働省の教育訓練給付制度(一般)の対象になっていますので助成金がもらえます。

    おそらく合格したら会社からも資格取得費用は支給されると思います。試験に関係する領収書は全部残しておきましょう。
    頑張って下さい!

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