土木施工管理技士の転職理由と転職パターン

職業:土木施工管理技士

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土木施工管理技士が転職を考える時期

 土木施工管理技士をおよそ5年以上続けた段階になると、現場を仕切ってひと通りの仕事をこなせるようになってきます。この現場経験を通して得られるスキルとしては次のようなものがあります。

 

・土木の基礎的技術力

・職人の技能的知識

・経験工種の専門的技術力

・現場を仕切る管理能力、判断力

・顧客や地元住民とのコミュニケーション能力

・多岐にわたる原価管理能力

 

 一方で、業界、職種に対して、次のような不満感や違和感をもつ人も少なくありません。

 

・現場監督は経験的な要素が大きく、大卒・大学院卒レベルの学力を十分に発揮できない

・経験を積むと比較的パターン化したワークフローになるので飽きてくる

・現場の職人とのコミュニケーションが大事になるが、その空気感に馴染めない

・残業、休日出勤、単身赴任、転勤が多くプライベートな時間や家族との時間が確保できない

 

 以上のように、「現場監督の経験で培ったスキル」と、「キャリアアップを狙う」「ライフスタイルの見直し」を併せて考えてくる時期を迎えて、転職して次のステージに行こうと決心する人が少なくありません。特に高学歴で基礎学力の高い技術者ほど、この傾向が強い状況です。

 

  • 工事会社で現場監督の経験を一通り積むと、キャリアアップやライフスタイルの改善のために転職を検討する人が増えてくる。

 

土木施工管理技士の転職パターン

  • より専門的な分野でキャリアアップ

 土木工事を支える専門技術は多岐にわたります。例えば、コンクリートや鋼材といった材料技術や、建設機械、GPSや3次元スキャナなどを利用したコンピュータ管理技術、水質や振動騒音の環境管理技術、安全衛生管理システムといったものがあります。これらの日々進化する技術を現場でひとつひとつ対応するのは不可能で、現場監督は各専門技術者を利用する役割にあります。

 

 経験を積むうちに、このような特定の専門技術に興味が湧き、その分野に特化しようという思いから転職するパターンです。例としては、建設機械メーカーや製鉄メーカー、環境コンサルタント、安全衛生コンサルタントなどがあります。

 

  • テクニカルな分野へチャレンジ

 土木技術者として、よりテクニカルもしくはアカデミックなレベルに進みたいという動機は大学院卒の現場監督に多い傾向です。設計コンサルタントで土木設計技術者となったり、建設関連の研究所や大学で研究者となるケースがあります。

 

  • コミュニケーション力を活かした営業マンへ

 現場管理をする上で、顧客や地元住民をはじめ、職人や関連諸機関などとのコミュニケーションは欠かせません。相手に応じて臨機応変なスタンスを必要とする柔軟性は、営業職と共通する職種特性です。実際にゼネコンなどでは、優秀な現場監督職だった人が「技術営業職」にコンバートされて活躍するケースも多々あります。一般的なビジネススキルはもちろん養われているため、このようなコミュニケーション力に秀でた人は、建設分野に限らずとも、営業マンとして活躍できる可能性を持っています。

 

  • 公務員として事業全体のマネジメントを担う

 土木工事に発注者として携わるのが技術系公務員です。現場監督が受け持つ1つ1つの工事は全体事業の中のパーツにすぎません。計画、設計、工事という事業全体を担うプロジェクトマネジメントを行いたい場合は、公務員に転職するケースが最も典型的です。

 

  • ワークライフバランスを見直す

 現場監督の人手不足は年々深刻化している上に、公共工事の書類作成は大変煩雑で量も膨大です。現場が片付いた夕方から内業を始めるので、実際には、残業・休日出勤が常態化している会社の方が多いと推測されます。サービス残業ではなくても、時間的にも気持ち的にも余裕が持てない日々に対して、ワークライフバランスを考え直す技術者は多いです。特に若い独身世代や子どもが小さい夫婦世代は、そのケースが多くあります。

 

 転職活動にあたって現場監督の経歴自体が評価される業界は限られますが、ビジネススキルのレベルは高い方にあるため、仮採用・試用期間までこぎつければ、その能力が評価されることが多いと考えられます。

 

  • 専門分野やテクニカルな分野の追究、営業マンや公務員への転身のほか、ワークライフバランスの改善などの理由で転職するパターンがある。

 

本記事は2016/03/03の情報で、内容は土木施工管理技士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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