20代の塾講師に求められる事
20代の塾講師は生徒との年齢も近い為、お兄さん、お姉さんの様に生徒からの距離が近い存在です。親くらいの年齢の講師には話せない悩みなども相談しやすい為、良き相談相手になる事もあります。
生徒の心を開くことは成績を上昇させる上での大切な要素となる為、塾側からそういった役割を求められる事もあります。また、圧倒的な若さを武器に元気の良い授業をして、塾内を活性化して欲しいという期待もあります。
- 生徒から距離の近い年齢の為、相談相手になる役割を求められる事も。
20代の塾講師が考えておくべき事
学習塾業界の平均年齢は約36歳と若いです。逆に、早く辞めているとも言えます。20代で塾講師を目指す人は、自分の将来のキャリアビジョンをしっかりと描くことをお勧めします。
キャリアビジョンとは、その塾で立場的に出世していくことを目指すのか、将来は独立して自分で経営していく道を目指すのか、または、○歳を目途に異業種への転職を考えるのか等です。これを明確に持たずに、何年も塾講師をやっていくことは非常に危険です。
- 将来のキャリアビジョンを明確に持つ事が重要。
20代塾講師の待遇
20代の塾講師の待遇は決して良いとは言えません。そもそも塾講師自体の平均年収が380万円ですから、20代は平均250万円から300万円が一般的です。なかなか給与が上がらないという悩みを抱えながら、仕事をしている講師も少なくありません。
しかし、塾によっては年齢にかかわらず実績で給与を決めている所もあり、年収600万円を超える塾講師も存在します。個別指導の教室長で生徒が100名を超えると、かなり給与が上がる場合もあります。
- 待遇は決して良くないが、塾によっては実績を上げると給与が良くなる場合も。
本記事は2015/07/24の情報で、内容は塾講師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。