20代のテレビディレクターの転職例

職業:テレビディレクター

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営業職からアシスタントディレクター、そしてテレビディレクターへ(27歳 広島県在住)

 

女性(20代)

 短大を卒業後、モデルハウス見学が好きだったことから大手の住宅メーカーに就職し、営業事務をしていました。基本的に住宅展示場のモデルハウスでお客様を案内するのがメインの仕事で、さまざまなプランの提案を繰り返して契約に繋げる業務でした。住宅は一生に一度の大きな買い物なので思うようにはいかず、契約が取れない時が続くと「向いてない、辞めたい」の連続でした。

 

 2年ほど住宅メーカーで働いた頃、モデルルームにテレビ番組撮影のためテレビ関係の方々がロケにいらっしゃいました。皆さん楽しそうにお仕事をしながら手際よく段取りよく撮影を進めていらっしゃって、スマートな仕事を目の当たりにし衝撃を受けました。小さい頃からテレビ業界への憧れもあったので興味を持つようになり、テレビの仕事について調べるようになりました。

 

 以前は別世界の仕事だと思って諦めていましたが、特にやった分だけ自分の仕事が評価されるというところに魅力を感じましたし、求人広告で制作会社が何社もアシスタントディレクターを募集していることを知り、思いきって応募してみました。年齢がまだ23歳になったばかりだということや、体力や人と接することには自信があるということで採用が決まり、制作会社に入社しました。

 

 最初はコピー取りやテープの準備など細々とした雑用が多く、想像以上に忙しく過酷な業務だと思い知らされました。テレビディレクターに言われたことがうまくできず、日々怒鳴られながら夜遅くまで仕事をしたり帰れない日もあり、睡眠時間がほとんどない状態が続きました。でも「前職より長く続けていればいつかテレビディレクターになれる」という気持ちで夢中で頑張りました。

 

 テレビの仕事は取材交渉したり、大勢のスタッフや出演者ともうまくやっていかないといけない仕事で、特にアシスタントディレクターは「まず第一に人と接する仕事」ということが徐々にわかってきて、営業時代に培ったコミュニケーション力を発揮してテレビディレクターのサポート役として動くようにしました。

 

 そうする中で、スタッフや出演者に親近感を持ってもらえるようになり、仕事に慣れてくると信頼感を得ていくのを実感し、いろんな人から声をかけられるようになりました。また、雑用からだんだん重要な仕事を頼まれるようになり、テレビディレクターが欲しい映像を資料映像の中から探したり、リサーチした取材先に交渉もうまくできるようになっていきました。アシスタント業務が楽しくなってきた頃、初めて番宣のナレーション録りを任されました。たった15秒の番宣映像にナレーションを入れる作業です。テレビディレクターが書いた原稿をナレーターに読んでもらうため、読み始めのQを出すだけですが、15秒に

収まらないとやり直しをしたり、読み方を指示したりしなければならないので、ほんの一瞬でもテレビディレクターになった気分でした。

 

 それから番宣は映像編集もやらせてもらえるようになり、最近では番組本編の短い1コーナーをテレビディレクター監修のもと、自分がディレクターとして台本から書いてロケに行っています。まだまだ駆け出しでテレビディレクターへの第一歩を踏み出したばかりですが、充実した毎日を送っています。

 

広告代理店から制作会社、そしてテレビ局で働くテレビディレクターへ(28歳 東京都在住)

 

男性(20代)

 大学時代にマスコミ研究会に所属し、テレビ局への就職を目指していましたがハードルは高く、何社も受けたのに全滅でした。かろうじて合格した広告代理店に新卒で入ったのですが、広告代理店についてあまり知らなかった私は苦労の連続でした。

 

 テレビなどの広告枠を企業に売る、CMを作るというのが広告代理店のイメージでしたが、マーケティング部門に配属されたため、リサーチ、市場分析を行って戦略を立てる仕事がメインとなりました。クリエイティブ部門の人たちが広告制作の企画制作をしたり、キャッチコピーを考えたり、ディレクターとしてCMを手がける姿を横目で見ていました。ですので余計に私の中から制作意欲が消えることはありませんでした。

 

 そのうち会社に出入りしていたテレビ関係者と知り合いになり、制作会社でテレビディレクターが不足していることを知り、思いきって転職をして、25歳にしてアシスタントディレクターになりました。番組制作に携われる喜びが大きく、テレビディレクターの指導や先輩ADの仕事ぶりを見ながらいろいろ覚えていきました。撮影の際には必要な小物や備品を準備したり、ロケ車輌の手配、ロケ弁当の発注などもしました。細かいことほど忘れがちなので、しっかりチェックしてロケが滞りなく進むよう努めているうち、「動きがいい」と褒められるようになりました。ちょうどその頃、テレビ局からアシスタントディレクターの派遣の要請がありました。しかし、アシスタントと言ってもフロアディレクターが欲しいということだったのです。私はロケで学んだフロアの知識しかありませんでしたが、スタジオ生番組のフロアディレクターとしてテレビ局に出向することになりました。

 

 テレビディレクターは番組で指揮を取るため副調整室(サブ)にすわり、たくさんのモニターをチェックしながらスタジオ展開、カメラワーク、どのくらいの尺で何を入れ込むかなどさまざまな判断をし、番組全体がうまくまとまるよう各担当に指示していくので、スタジオではフロアディレクターが大きな役割を担うのです。フロアディレクターはテレビディレクターから指示を受け、出演者や各スタッフに素早く的確にその指示を伝え、番組をスムーズに進めていかなければなりません。最初はいきなりの大役で自分がやれるか不安でしたが、インカムを通してテレビディレクターとやりとりができるので、わからないことはすぐ聞いて確認するようにしました。

 

 スタジオでは時間に追われる中、カンペを出したり、フリップや紹介する商品を出したり、出演者に何を話して何秒でまとめるかを伝えたり、時間が押しているか巻いているかを伝えたり、どのカメラで何を撮影するのかを知らせたり、CM入りや明けのカウントを出したり・・・と大忙しです。ですが、生放送が無事に終わった時の達成感は、今までに味わったことのないすがすがしい感覚です。

 

 やり直しのきかない生放送だからこそ下準備が大変ですが、今ではスタジオをある程度任されて、自分でも考えて指示ができるようになりましたし、このフロアの経験が自信にも繋がってきました。そして、同じ番組内のVTRの取材にも行かせてもらえるようになり、転職3年で念願のテレビディレクターとしてデビューさせてもらいました。いろんな経験が結果として現れる職種だと実感しています。

 

本記事は2016/01/26の情報で、内容はテレビディレクターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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