テレビディレクターの適性(向き・不向き)

職業:テレビディレクター

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テレビディレクターに向いている人

  • テレビが好きであること

 テレビディレクターに向いている第一条件は、テレビを見るのが好きなことです。テレビをほとんど見ない人は、今どんなテレビ番組をやっているのかさえわからないですし、どの番組が面白くて、どの番組がつまらないかも知らないわけです。

 

 そもそもテレビディレクターは幅広い知識や好奇心のある人が向いています。流行をつかむ感性も必要ですから、興味に偏りがあってはいけません。日頃から映画を観たり、本を読んだり、旅行や趣味でありこちに出かけるなど、知識や視野を広げておくことも大事です。

 

  • 人と話すのが好きであること

 テレビディレクターは、スタッフや出演者など多くの人と関わり、指示を出しながらもまとめる仕事ですから、リーダーシップやコミュニケーション力が必要です。人と話すことが好きで、人間関係をうまく築くことができる人はテレビディレクターに向いています。

 

 テレビディレクターはカメラマンなどの技術スタッフ、美術スタッフといった、それぞれプロのスタッフや芸能人などを動かして番組を作るわけですから、周囲の協力なしでは番組を作ることができません。特に、取材対象となる一般の方々から信頼がないと、取材をもさせてもらえません。上手く人間関係を構築し、意思疎通が図れる人こそ、テレビディレクター向きです。

 

  • 判断力・決断力があること

 テレビ番組づくりには要所要所でどうするか判断することが求められます。優柔不断な態度ではスタッフもどうしたらいいかわからず、仕事が滞ってしまいます。テレビディレクターは自分の考えや演出をしっかり持ち、その場で決断できる力が必要です。

 

 例えば、あるシーンを撮影するかしないか、そういう判断はよくあることですが、天候に左右される撮影の時、急な大雨に見舞われたとしたら、どこでどう判断するかです。撮影を延期できればいいのですが、この日しか撮影日がない場合、とりあえず行って様子を見ながら撮れるものだけ撮るか、予定変更で別の撮影できるものを急きょセッティングするか、取材先やスタッフの安全面にも配慮しながら決定しなければなりません。さまざまなケースに対応し、判断する力が必要です。

 

  • 建設的にものごとを組み立てられること

 テレビディレクターの仕事の基本は、演出をすることです。台本を書いたり編集をしたりするには、きちんと筋道を立てて作り込むことが大事です。プロデューサーやスタッフにも論理的に説明できなければ制作意図が伝わらず、却下されてしまいます。演出するには本筋をしっかり決め、横道にそれない範囲で面白く肉づけをしていきます。

 

 また、報道や情報番組ではより深く掘り下げたり、ドラマやドキュメンタリーではストーリーに起承転結をつけて構成できなければなりません。

 

  • 何より体力と精神力が強いこと

 テレビディレクターは何といっても強い「体力」と「精神力」が求められます。毎日が忙しくて休む時間もあまりないですし、徹夜も続く時があります。テレビディレクターは激務のため、体調を崩す人や、不眠症やうつの症状を訴える人も少なくありません。多方面に気を遣い、プロデューサーや制作局長にまで自分の演出を批判されることもあります。テレビで放送されると何百万、何千万人という視聴者が観ているわけですから、たまに苦情も来ますし、ネット上で叩かれることもあります。

 

 また、番組制作のリーダーとして多くの人に指示を与える役目ですから、精神的にもかなり強くないとテレビディレクターは務まりません。

 

  • テレビディレクターに向いている第一条件は、テレビを見るのが好きなこと。

 

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本記事は2016/01/26の情報で、内容はテレビディレクターとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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