経営の基本から組織作りまでが体験できるチャンス
経営企画の仕事は、経営に関すること全てです。基本方針から中長期の戦略、組織作り、資金調達に関すること、経営そのものを間近にして、そこに起こる問題を知ることもでき、解決の方法も探り、実行に移すまでの計画も立てていきます。
独立しようとしたときにこれは大きな強みとなります。経営コンサルティングになることも可能でしょうし、何かしら別のアイデアを持って会社を興す場合にも経営の知識は役立ちます。
- 独立するなら経営のすべてを学ぶつもりで取り組もう。
自分の個性は「組織」向きか「独立」向きか
経営についての知識や問題解決ができるからといって、即独立ということはありません。経営企画の仕事は経営そのものではないからです。
また、組織にいてその個性が活きる場合も多いので、自分自身の個性をきちんと分析することで、独立なのか、組織で力を発揮し続けるのかを極めていくべきです。経営企画は、仕事をしながら経営の勉強を実地でできる、ある意味贅沢なポジションといえるかもしれません。
- 経営と経営企画は違うということを認識すること。
得意分野を作っておく
独立するとして、経営企画のノウハウをフル活用できるのは経営コンサルタントです。
この時、自分が経営者のどんな問題を解決できるのか、明確にさせておく必要があります。コンサルタントには必ずと言ってよいほど、「どんな場面で」「どんな業種のどんな経営者の」「どんな問題を」解決できるコンサルタントだというショルダーコピーがついています。なぜ、この人に頼まなければいけないのかということがよくわかります。
独立を考えているなら、経営企画での仕事の中でも得意分野を作っておくことをお勧めします。成功した事例はたくさんあるに越したことはありません。またできれば、独立するにしても会社とはよい関係を持っておくことです。
- 得意分野が独立後の強みになる。
本記事は2016/01/19の情報で、内容は経営企画としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。