経営企画に決まりごとはない
経営企画の未経験者の募集の場合は、就職をして社会人としてある程度の実績をもっていること、ある程度一人前といえることが必要になります。少なくとも3~5年の社会人経験が必要です。
なぜなら、経営企画で必要なものは企画力、分析力、コミュニケーション能力だからです。3~5年社会人を経験すると、これらの力を発揮している場面が必ずあるはずです。それまでの仕事で、この3つが十分に使えるようにしておくことが必須です。
- 今の仕事で一人前になる。
経営企画で使える視点を持つ
経営企画は会社の仕組みそのものを動かしていく部署ですので、全体の把握とひとつひとつの業務の役割や整合性がわかっているかどうかが重要です。企業によってほしい人材はさまざまですが、「経営企画としての視点」という部分は同じです。
そして、できれば自分のできる範囲で何らかの改善を行っていて、それをきちんと言葉で説明できるようにしておければベターです。経営企画は常に会社をよい状態に持っていくことが要求されますので、問題点を指摘できる視点とともに行動力も試されるのです。
また、物事をひとつの視点だけで見ないことです。ピンチがチャンスになり、社内では見捨てられていることに大きなビジネスチャンスが隠れていたりするのです。
- 問題を見つけたら、自分のできる範囲だけでも変えておくこと。
困難を楽しめるマインドを持っているか
いつも新しいこと、もしくは実施において困難なこと、未知のことを予測・企画・実行していく部署ですので、その状態を楽しめるマインドを持っているかもポイントになります。
どんな仕事でも構わないのですが、新しいものへの取り組みは積極的であることが求められます。誰もが避ける仕事に取り組んでみるのもおすすめです。思わぬ収穫を得られるチャンスになります。
- 新しいこと、困難なことに積極的に取り組んでおく。
本記事は2016/01/19の情報で、内容は経営企画としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。