実際に動くのは他部門の協力を得る
長期的に成果を挙げるための準備を「現在」からしていくことが経営企画では当たり前ですが、他部署からみるとそれは単に「業務が増えるだけ」と感じることも多いのが実情です。しかし、数年後に成果を挙げるためには、実際に業務を行う他部署の協力が必要不可欠となり、なにより大切です。
事前の準備段階から他部署の状況をきちんと捉え、多くの部署をまたいでいる問題点を解決したり、業務の簡素化の提案をすることも重要です。各部署長とも準備段階の案件について情報を共有し、協力を仰げるように調整していくことも大切な業務になります。
- 他部署の仕事をよく知ることもポイント。
小さな成果で信頼をつかむ
信頼関係は一朝一夕ではつくれません。大きな成果を挙げるためにはまず小さな成功を他部署との連携で実現することです。これによって大きな成功を期待できるのだということを、他部署のスタッフにもわかってもらうことです。
経営企画は成功のモデルを長期で計画していきます。しかし、これを実現するのは実は経営企画以外の部署です。他部署にどうやって理解してもらい、自ら進んで計画に参加してもらうための調整が経営企画の仕事になります。
- 「腹に落ちる」(納得感のある)体験を考える。
本記事は2016/01/18の情報で、内容は経営企画としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。