面接には応募するアパレルメーカーの服を着ていく
アパレル販売員は、仕事中はその店で実際に売っている洋服を着て接客をします。販売員のコーディネートを参考にして購入をしてくれるお客様も多く、販売員が着用している洋服は売れ筋になりやすいのです。
ですから、面接の際はできるだけ受けるアパレルメーカーやブランドの洋服を着ていくといいです。「スーツでお越しください」と指定がない限りは、自分のセンスをアピールできるコーディネートで行くべきです。人事担当は、これまでの経歴はもちろんですが、「うちの服を着こなせる人物かどうか」ということも見ています。
また、面接を受けるアパレルメーカーの洋服を着ていったほうが、「御社の○○というブランドの洋服が好きです」という志望動機に説得力が生まれます。カジュアルブランドを受ける場合は「カジュアルすぎるかもしれない」と不安になるかもしれませんが、アパレル販売に限ってはそのブランドの服が着こなせているかどうかのほうが重要なので心配いりません。
- アパレル販売員の面接行くときは、希望するブランドの洋服を着用し、着こなせることをアピールする。
面接では笑顔を絶やさずコミュニケーション能力をアピール
アパレル販売員の面接では、実際にお客様を接客するときと同じように笑顔を絶やさず、コミュニケーション能力があることをしっかりアピールします。面接官の目を見て、ハキハキと喋るようにしましょう。
販売員は、アパレルメーカーの中でも唯一直接お客様と接する職種です。販売員の接客態度がそのままブランドイメージにつながりますから、販売員の人当たりや話し方はとても重要です。きちんとした敬語が使える、口調が丁寧、しっかりと受け答えができるなど、基本的なことも採用するかどうかの判断材料になります。
それから、実際に店頭で接客するときは、お客様のほとんどが初対面です。初対面の面接官に良い印象を与えられなければ、お客様にも良い印象は与えられません。そうしたことも頭に入れて面接に挑むことが大切です。
- 初対面のお客様に良い印象を与えられるようなコミュニケーション能力があることを、初対面の面接官に伝えられるようにする。
未経験者はアパレル販売員を志す理由を分かりやすく伝える
未経験でアパレル販売の面接を受ける場合、なぜアパレル販売を志望したのかをしっかりと伝えられるように練習しておきましょう。アパレル販売は、好きな服を着て働けるという華やかな面もありますが、立ち仕事ですから体力がいりますし、他の職種と比べると給料が低いなどマイナスな面もあります。それを理解したうえでどうしてもアパレル販売をしたいという気持ちを伝えられなければ、面接に通ることは難しいかもしれません。
「御社の○○店を日ごろから利用しており、販売員さんの心のこもった接客に感動し、私もそのような接客をしたいと思い志望しました」といったように、具体的に志望するきっかけになったエピソードがあると尚良いです。
- 未経験の場合は、なぜアパレル販売という職種を志望したのかを面接で分かりやすく伝えられるように練習しておく。
本記事は2016/01/06の情報で、内容はアパレル販売員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。