20代のブライダルプレイヤーの転職例

職業:ブライダルプレイヤー

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派遣OLが週末はブライダルプレイヤーに変身(26歳 東京都在住)

 

女性(20代)

 幼稚園から電子オルガンを習っており、自分も先生になれたらいいなと思っていた時期もありました。楽しかったので高校まで続けましたが、音楽系の進学までは考えられずレッスンを辞めました。音楽を選んでいたらどうなったのかと考える事がありましたが、音楽では生活できないとわかっていたので、一般企業に事務職として就職しました。

 

 就職した会社は安定した環境や収入でしたが、30代で結婚・出産で辞める人も多く、今のままで良いのかと考え始めました。そんな中、先輩たちが得意な事を活かして転職する様になってきました。影響されてお稽古雑誌を見始めた所、やっぱり音楽で何かしたいと言う自分がいました。息抜きに好きな曲を弾いたり、学生時代ももう少し努力すれば先生の資格がとれた所だったので、心残りがあったのです。

 

 そして、どうせ通うなら普通の音楽教室ではなくてブライダルプレイヤーの養成講座に興味を持ちました。 普通の音楽教室に比べて講座のレッスン費は高かったですが、講座では先生が司会者に扮して本番の結婚式同様の進行で弾き通す練習や、現場で必要な技術を教えてもらえました。そして、これだけやったんだからと言うやる気で、スクールとコネクションのある事務所のオーディションを受けて運よく合格。スクールに通っている間に、副業がNGだった会社を辞め、派遣社員にもなりました。平日は事務員、休日はブライダルプレイヤーという生活を始めたのです。

 

 現在はエレクトーンや電子オルガンの入っている会場をメインに仕事を受けています。 デビューしたての頃は緊張や目立ったミスをする事もあり、精神的にきつかったのですが、最近では慣れてきて楽しめるようになってきました。ただ、結婚式の多い季節は休みがないので肉体的に辛い時もあります。ですが、この仕事を始めたことで、仕事面での充実感は感じています。派遣社員もブライダルプレイヤーも収入は不安定ですが、二足のわらじをしていることで不安はあまり感じません。結婚出産後のことも考え、20代のうちにメーカーの資格もとって、ゆくゆくは講師もできる様に準備したいです。

 

鍵盤楽器でなくてもブライダルプレイヤーに(25歳 東京都郊外在住)

 

女性(20代)

 音楽大学のオーボエ科を卒業後、近所の音楽教室の受付アルバイトをしながら、演奏活動を続けています。といっても有給で雇ってもらえるオーケストラはないので、地元のブラスバンドに所属し、依頼があれば演奏を引き受けています。収入は多くはなく、アルバイトと合わせても実家暮らしでなければ難しい生活です。でも、音楽の勉強を続けたい思いは強く、海外の先生の元に短期レッスンを受けに行くなどの機会も作っていたいので、就職する考えはありませんでした。

 

 何か演奏の仕事を増やせないかと音楽教室の先生に相談した所、ブライダルでの演奏を紹介されました。鍵盤楽器や弦楽器に比べると仕事は少ないそうですが、ポップス系のものも厭わなければ演奏する機会はあるとの事でした。先生の紹介もあって、ブライダルプレイヤーとして活動を始めました。

 

 演奏はメロディーを吹くだけ等、簡単で単調な演奏が多く、演奏家として邪道だと思う事も正直ありました。でも、やってみると進行だけでなくゲストの様子にも気を配って演奏するようになり、普段の演奏にもプラスになりました。それにプロだなと感じる人はブライダルプレイヤーとしても上手です。自分もやる以上は、この人に任せれば安心と思ってもらえる演奏家にはなりたいと刺激されました。

 

 結婚式シーズンにはまとまった収入になり、アルバイト先も演奏の仕事ならという事でスケジュールの調整に協力的でしたので、今も続けています。私が登録した会社は演奏家をいろいろな所に派遣しているので、ブライダル以外の演奏の仕事も入らないかなと期待しています。

 

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本記事は2015/07/17の情報で、内容はブライダルプレイヤーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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