ピアノ講師によくある悩み

職業:ピアノ講師

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ピアノ講師の収入だけでは学生のアルバイトと同じ

 ピアノ講師の悩みとしてまず挙げられるのは、収入が少ない事です。自宅で生徒を募集して教えているのであれば、月謝が全て自分の収入になりますが、音楽教室やピアノ教室などで生徒を教えている場合は、教室と自分の取り分が決まっていて、月謝の5割~6割程度の収入になります。月謝の6割程度の収入は10人の生徒を教えても、月謝が1万円として6万円なので、学生のアルバイト程度の収入にしかならないのが現状です。

 

 多額の費用をかけてピアノを長年習い、音楽大学まで卒業しながら、収入が少ないと言う現状に悩んでいるピアノ講師は沢山います。

 

  • 音楽教室やピアノ教室で働く場合、収入は月謝の5~6割程度。

 

収入が少ないだけでなく、収入が増えない事も悩み

 次にピアノ講師の悩みとして挙げられるのは、収入が増えない事です。収入が少ない上に収入が増えない為、いつまで経っても収入は変わりません。長年ピアノ講師を続けていても、若い頃とまったく収入が変わらないまま教えている人は沢山います。 

 

 子供を対象にピアノを教えているピアノ講師の多くは、教える子供の年齢で月謝を決めています。幼稚園、小学1~3年生、小学4~6年生、中学生という様にそれぞれ価格を決めている事がほとんどです。音楽教室などでも同様に決められています。

 

 教えている生徒が長く続けてくれる事で月謝は上がっていきますが、多くの場合、ピアノは中学生になる前に辞めてしまう子供がほとんどです。その為、ピアノ講師がもらう月謝は幼稚園や小学生の価格帯が多くなります。

 

  • 長年ピアノ講師を続けていても、若い頃とまったく収入が変わらないままの人が多い。

 

自分の勉強は続く為、費用がかかる

 ピアノ講師はまったく収入の面で満足している人が少ないのですが、音楽は性質上、関わり続ける事で勉強が必要になるもので、どうしても勉強しなければならない状況が出てきます。

 

 例えば、YAMAHAの音楽教室に採用された場合、リトミックの授業を持つ事になればリトミックを勉強しなければならないので、その分の費用や時間を費やす事になります。ただ、この場合はリトミックを教えて収入が入る前提なので良いのですが、自分の音楽の勉強をする為や演奏会に出演する等の経歴を積むためにかかる費用は、すべて自分で賄わなければなりません。

 

 少ない収入の中から自分の勉強の為にかかる費用も出さなければならず、大きな負担となる事がピアノ講師を悩ませています。費用がかかるからと勉強を避けるようになるピアノ講師も中にはいます。

 

  • 自分への投資でかかる費用が大きな負担となる現状。

 

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本記事は2015/07/14の情報で、内容はピアノ講師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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