非正規社員の場合(アルバイト)のバーテンダーの年収
街場のバーで働く場合は主としてアルバイトやパート契約されることが多く、収入は時給制です。
キャリアや店舗形態によって異なりますが、スタンダードなバーではおよそ時給1000~1500円程です。勤務時間が夕方から深夜、もしくは朝までと特殊なので、深夜手当なども加味されて一般的な飲食業のアルバイトよりは若干高めです。
街場のバーは週に1日しか休まない店舗も多いですが、週休2日・1日10時間勤務とすると、月収は19~29万円。年収にすると230~340万円程度となります。
- 収入は時給制で、週休2日・1日10時間勤務の場合には年収は230~340万円程度。
正社員の場合(ホテル・宴会場など)のバーテンダーの年収
ホテルや宴会場、大手レストランなどで正社員として雇用されている場合は、バーテンダーである以前にサラリーマンです。
雇用先にもよりますが、新卒入社で月収が18~20万円程度。年収にすると260~320万円程度です。アルバイトよりも低く見えますが、正社員の場合はこの他に賞与や残業や深夜勤務などの手当がつき、社会保障も完備されていて、夜の職業といえどもとても安定しています。
キャリアを積んでチーフバーテンダーやスーパーバイザーなど役職が付けば、月収も30~35万円に上がります。年収も400~500万円と、一般企業と大差ない収入を得ることができます。また、ホテルバーのマネージャー(支配人)クラスになると月収40~50万円、年収560~700万円まで得られる場合もあります。
- キャリアを積めば、一般企業と大差ない収入を得ることができる。
独立した場合(自営・経営)のバーテンダーの年収
雇われバーテンダーが一度は夢見たことがある、独立。自分のこだわり城で、自分のカラーを打ち出して、自分の裁量で仕事ができる反面、直接売り上げが収入と結び付いてくるので、収入は安定せずピンキリです。
お店が軌道に乗るまでは、家賃や必要経費を引いて純利益にするとゼロ、もしくはマイナス、という日々も続くかもしれません。ですが、お店が流行れば、店舗展開をして経営者としてもやっていくことができ、月収100万円・年収1000万円も夢ではありません。全ては自分の腕次第です。
- 独立での収入は自分の腕次第となる。
本記事は2015/12/10の情報で、内容はバーテンダーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。