フレンチレストランから有名ホテルフランス料理店へ(31歳 石川県在住)
男性(30代)
地元の高校を卒業して、地元の魚介の素材をメインに扱っているフレンチレストランへと就職。その後、下積み時代を経験し、24歳で単身フランスへ渡仏し、本場フレンチレストランを転々としました。フランスでの最初のお店は、地元のフレンチレストランのシェフのツテだったので、簡単に就職出来ました。その後もレストランの同僚のスタッフなどのツテを使い、5年ほどの間に4店舗を回って修行を続けました。その後、金沢のホテルから、料理長のポジションとして迎えたいという話があり、日本へ帰国して、現在に至っています。本場でも修行をして、見識も広がりましたが、ベースになっているのは魚介をベースにしたフレンチです。最初のお店の経験というのは、とっても大事だと思います。
和食チェーンから大手有名割烹料理店へ(30歳 京都府在住)
男性(30代)
料理の道を志したのは、20歳の時です。高校を卒業して2年ほどフリーターをしていたのですが、そこで出会った和食チェーンでキッチン担当になり、和食の道に入りました。5年ほどそこで仕事をして、独学で調理師資格をしたまでは良かったのですが、よりレベルの高い日本料理店で腕を磨きたいと思い転職を決意しました。とは言ってもツテなどはなく、地道に転職活動を行い、運良く現在の有名割烹料理店に拾ってもらいました。ある程度に自信があったのですが、老舗の一流どころの食に対してのコダワリは、レベルが違い、プライドがボロボロになりました。1から修行のし直しと気持ちを切り替えて現在に至ります。なんとか向こう板まで登れましたがまだまだ精進ですね。
外食チェーンから給食センターへ(35歳 新潟県在住)
女性(30代)
大学卒業後、東京都内の外食チェーンへ就職し、調理師として長く働いていました。その後、27歳の時に結婚を機に旦那の実家である魚沼へ移住して、30歳を過ぎるまでは家事と子育てに奔走していました。その後生活も落ち着いたので、調理師の技術と経験を活かして復職したいと思い、時間の融通が利く給食センターへと復職。最初の内は、一般的なう飲食店とは違い、とにかく作る料理の量に圧倒されましたが、すぐに慣れました。何よりも、小さな子供達が美味しいと笑顔を見せながら食べれくれるのには、高い満足感を感じられます。他にも地産地消や食育という名目で地元のお米を使ったものや、いきものを食べるということの大切さなど食を通じて小さな子供達の教育の役割も担っているので、とても充実しています。
本記事は2015/06/15の情報で、内容は調理師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。