30代の臨床工学技士の転職例

職業:臨床工学技士

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病院→医療機器メーカーへ→病院へ(33歳 神奈川県在住)

 

女性(30代)

 私は国家資格取得してから3年間は病院勤務をしていました。病院では医療機器のメンテナンスや管理を中心に透析業務や呼吸器管理業務を行ってきました。しかし、閉鎖された空間で単調な仕事を毎日黙々と行う業務だったためもっと様々な人と接することのできる仕事がしたいと考えメーカーの営業に転職しました。そこでは日々の仕事は移動距離も長く研修や転勤も多いため大変だと感じることも多かったですが、様々な業種の人々と話し様々な考え方を教えてもらうことができ毎日が充実していました。

 

 そんな営業時代に結婚し子供を授かり新たな生活が始まりました。今の営業の生活では帰りも遅く休日も仕事であることが多かったために家族との時間が思うように作れませんでした。転勤などをせずにもっと家族との時間を作りたいと考えるようになり、6年間の営業生活に終止符を打ち、転勤がなく安定した休日のある総合病院への転職を決意しました。私自身未経験の分野もあり30歳を過ぎてから再び勉強を一から始めることへの不安もありました。しかし、一度経験のある業務も多く、臨床や医療機器の営業という経験を生かし同じ臨床工学技士の仲間や医師や看護師等の他部署の方からの信頼を得るために多くの時間は必要ありませんでした。私は今回の転職で給料は減りましたがそれ以上に家族との時間というかけがえのない大切なものを手に入れることができたと思っています。今後は今の病院で長く務めキャリア形成に努めていきたいと考えています。

 

民間の救急病院から公務員として地域の中核病院へ(30歳 東京都在住)

 

女性(30代)

  私は一度社会に出てから国家資格を取るために再び学校に行ったため同期に比べ、年齢が高い状態でした。そのため、しっかりと勉強し知識をつけなければと考え学生時代に様々な資格も取得してきました。しかし、就職すると先輩が年下な場合もあり、上下関係に苦労することも多く民間の救急病院に就職するまでに2回転職を行いました。民間の救急病院では若年層が多く周囲との信頼関係の形成も容易に行うことができました。民間の救急病院では若年層が多いためか仕事への意識が低く自分とのギャップに驚き苦労することもありました。自分の仕事への姿勢を後輩に見せることにより職場の雰囲気を改善したいと考え業務に前向きに取り組むようにしてきました。しかし、今の年齢からでは民間の救急病院ではキャリア形成も難しく昇給も少ないため給料への不安が出てきました。そんな時に、公務員採用の近隣の地域の中核病院の募集が出たために自分の最後の転職と考え受けることを決意しました。民間病院の救急病院での取り組みを高く評価していただき就職することができました。現在の病院では臨床工学技士としての透析業務や医療機器管理業務はもちろんのこと、後輩への指導や他部署のスタッフへの教育に特に力を入れて取り組んでいます。

 

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本記事は2015/06/11の情報で、内容は臨床工学技士としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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