30代の総務の転職例

職業:総務

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官公庁の下請けの会社から地元の機械メーカーの総務へ(35歳)

 

男性(30代)

 大学卒業後は○○公団の下請け会社で現場の業務を主に行いました。交代で高速道路を行き来して、異常が無いかどうかを確認する点検作業です。神経は使いますが面白みのない仕事でした。点検作業に出ない日は総務の仕事を手伝っていました。自分には事務の仕事の方が面白く感じられました。

 

 自分は地味な性格なので仕事自体に不満はなかったのですが、独身なのも影響しているのか、あちこちに転勤させられました。ですが、転勤したからと言って給与面で優遇されるようなこともありませんでした。もともと体の弱かった母がこのところ更に具合が悪いようなので、母を安心させるためにも地元で転勤のない仕事がしたいと思い、13年勤めた会社を辞めました。

 

 地元の機械メーカーが将来的な幹部候補としての総務を募集していましたので、面接時には事務の経験を少し強調して話しました。これから沢山勉強しないといけませんが、自分の為にもなりますので頑張ろうと思います。

 

旅行会社の契約社員や派遣社員から電気部品卸会社の総務へ(32歳)

 

女性(30代)

 子供の頃から添乗員さんに憧れていました。専門学校で添乗員の資格を取り、ワーキングホリデーでオーストラリアに2年行き英語もそれなりにしゃべれるようになっていました。その後旅行会社に勤めました。お客様から旅行の申し込みを受け付けるのが主な仕事で、忙しい時は近場(国内)の添乗もしていましたが、少しのんびり屋の私は添乗員には向かないことが分かりました。

 

 旅行会社は5年で辞め、その後は派遣社員で色々な職場で事務を経験しました。派遣は不安定な部分もありますので、安定した職場を望んでいましたら、最後の派遣先でパートでの直接雇用を打診してもらいました。

 

 今はパートで総務の補助をしていますが、今メインで総務をしている方が近々出産を機に退社されるので、その後は私を正社員にと会社から言ってもらえています。色々な職場での体験が役に立ったようです。

 

包装資材メーカーから地場大手の建設会社の総務へ(39歳)

 

男性(30代)

 大学卒業後地方では大手の包装資材メーカーの営業として採用されました。出先の支店で1年勤務しましたが、初めての仕事に加えて初めての一人暮らしで、戸惑いながらの社会人のスタートでした。そんな状態で仕事を続けていましたら、ルート営業とは言えやはり営業ですのでストレスも多く、体調を崩してしまいました。

 

 その後本社に戻り人事部へ配属になりました。その会社の人事部はそんなに忙しい職場でなかったので、今後のことも考えて社会保険労務士の資格を取ろうと思いました。実際に手続きなどをしていたので、比較的楽に取得できた方だと思います。その後景気の後退で、人事部と経理部が総務部に統合されました。経理の仕事も一部廻されてきたので、分からないながら四苦八苦してこなしていました。

 

会社の業績が悪化すると人事の仕事はリストラなども手掛けるようになり、精神的に耐えられなくなって15年勤めた会社を辞めました。転職サイトでは総務の仕事もかなりたくさん募集があり、少し安心したのを覚えています。

 

 今は地場の中堅の建設会社で総務として働いています。39歳と言う年齢はギリギリOKだったよと、社長に言われ恐縮しています。社会保険労務士資格を取っていたことが仕事に対する真面目さと共に評価されました。

 

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本記事は2015/12/09の情報で、内容は総務としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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