コネクションからの採用がほとんど
パーソナルなプロダクションの場合はタレントが誰なのかわかっています。そのタレントのためのプロダクションですから求人については明確です。必要がなければ、原則、募集はありません。
募集を公にすることが少ないので、採用されたい場合は、プロダクションのスタッフと知り合いにならなければチャンスはつかめません。ヘッドハンティングされる場合も、プロダクションのスタッフとの関係がなければ機会は少ないです。
パーソナルなプロダクションのマネージャーに求められるもの
- 管理能力
スケジュール管理を含め、毎日タレントと時間を共にしますので、安心して任せられ、信頼できるマネージャーが必要とされます。タレントが今のマネージャーを嫌だと思っていても、簡単に辞めてもらうわけにはいきません。しかし、マネージャーとしての信頼を得られる仕事ぶりが認められれば、チャンスを作ることは可能です。目指すプロダクションのスタッフと知り合うための努力をしましょう。
- 営業力
パーソナルなプロダクションはスタッフが少ない場合もあり、営業ができておらずに仕事が偏ってしまっていることもあります。目指すプロダクションに対して、自分の営業力や人脈をアピールできれば、採用のチャンスは大いにあります。
- 企画力
所属するタレントに対し、具体的な企画を持ってアプローチしていけば一緒に働ける可能性は高いです。パーソナルなプロダクションは、既に信頼関係が築かれているか、長い付き合いでスタッフを変えたくても変えられないという人情もあります。そこに新しい企画を持ち込むことで、既存のスタッフも新しい風を歓迎できるような流れを作り、新たなマネージャーとして迎えてもらうという方法があります。興味があるなら色々な企画を考ることができるでしょうから、その企画力をアピールすると良いです。
- パーソナルなプロダクションは既に人間関係が出来上がっていることも。スタッフと知り合い、自分のマネージャーとしての能力や人脈、企画力をアピールする。
本記事は2015/05/29の情報で、内容は芸能マネージャーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。