大手芸能プロダクションは花形
大手芸能プロダクションに所属するタレントは、俳優、バラエティ、音楽、スポーツなど多種のジャンルに渡っています。その担当のマネージャーは、チーフマネージャー、現場マネージャー、付き人など、大物タレントになると3名体制のチーム構成の場合もあります。仕事相手も、テレビ局やラジオ局、新聞社、雑誌社、広告代理店など多岐に渡ります。所属するタレントも有名人が多く、注目されている花形企業です。
大手プロダクションに採用されるための一番の近道は、プロダクションのスタッフと知り合いになる、プロダクションのスタッフを紹介してもらえるなどの人脈を日頃から作っておくことです。
所属タレントが多い分、スタッフも多数必要です。付き人や現場マネージャーは欠員が出れば必ず採用することになりますから、求人情報を常に見ておきましょう。大手芸能プロダクションに入れば、幅広い人脈作りが可能ですので、立場が低くても給料が安くても、自分次第でその後の大きなチャンスをつかむことができます。
- 大手芸能プロダクションに入社できれば、人脈やネットワークを広げることができ、大きなチャンスが得られる。
チーフクラスの一般募集はまずない
先に述べたように、大手芸能プロダクションには多くのスタッフが在籍しています。企業は常に優秀な人材を探し求めていますから、採用のチャンスはあります。しかし、チーフマネージャークラスなると、公に募集をすることはまずありません。有名タレントの担当になるわけですから、既に芸能界で苦労をしてきたタレントが認めるレベルのマネージャーでなければなりません。人脈・実績とともに、気配りなどの人間的な面も要求されます。
- チーフマネージャーは、タレントからも認められる実績や人脈が必要。通常の形の募集はほぼ見られない。
組織の一員として働く
大手芸能プロダクションは多数のタレントやスタッフが所属しますので、中小プロダクションよりは協調性が必要とされます。個性よりも、人に馴染めるか、プロダクションの方針に従うことができるかといった、一般企業と同じようなルールを守ることが求められます。
大手芸能プロダクションは上場している企業も多く、有名大学出身の社員も増えています。芸能界という括りではなく、エンターテインメント業界を担う企業としての役割に移行しています。
- 芸能の仕事は個性が活きることも多いが、大手芸能プロダクションは会社の一員としての自覚がより大切。
本記事は2015/05/29の情報で、内容は芸能マネージャーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。