役員秘書の職務経歴書

職業:役員秘書

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役員秘書になって通用する庶務課時代の経験

 履歴書では、学歴の後に前職入社後の配属部署から直近の部署までを年を追って書きますが、職務経歴書では役員秘書業務に役立つ職務をクローズアップして書くと、よりPRになります。

 

 例えば総務部庶務課に属し、社用の贈答品の管理や四季の挨拶状、冠婚葬祭を担当していた職務歴は、役員秘書になった時、役員名でする各種ご挨拶の代行時に必ず役立ちます。また、海外出張の航空券手配から渡航費準備を担当していたとしたら、これも大きな力です。履歴書に1行「平成◯年 総務部庶務課 配属」とあるだけでは何もわかりませんが、職務経歴書にこれらの具体的な仕事を箇条書きして説明しておくと効果的です。

 

  • 仕事内容について具体的に箇条書きで説明しておくと効果的。

 

プロジェクト業務と特命事項も職務経歴書で紹介

 プロジェクト的に行った仕事や、上司からの特命的な業務は、履歴書の中にはなかなか書きにくいですが、職務経歴書では「特命事項」「プロジェクト」といったように項目立てをして、役員秘書業務に通じる具体的な内容を書き込みます。

 

 例えば、新製品開発のプロジェクトに参画した時、プロジェクトチーフの補佐役を任され、発表資料のまとめや発表シナリオを作成し、チーフの好評を得たという実績は役員秘書になった時、役員からの課題に対応できるPRポイントとなります。

 

 また、上司から緊急重要課題としてもらった特命事項で、絶対無理と思われた納期をなんとかクリアした経験があれば、これも職務経歴として書いておきます。関連部署からの反対意見をどう説得したか、期限が差し迫り挫折しそうになったけれどどう克服したかなど、経験職務として数行にまとめて書いておきます。役員秘書の仕事で、役員からの急なリクエストにどう対処できるかと言った判断材料になります。面接の中で問われるように整理しておけば完璧です。

 

  • 無理難題を乗り越えた経験などがあれば、具体的に記載をしておきたい。

 

仕事を通じて発揮した長所をPR

 自己PRは、履歴書の中で少し書けますが、職務経歴書の中に特に長所部分はしっかりまとめて書いて強調します。

 

 前段に書いた庶務関係の仕事なら、「納期を優先し、物事を計画的に進める。」「正確で、ミスがない。」「一旦行ったことや、一度会った人など必ず記憶できる。」といった長所部分を箇条書きにします。また、プロジェクト対応や特命課題については、「急な指示や変更に対して、臨機応変に対応できる。」「粘り強く最後までやり抜く。」「責任感が強い。」など、これも箇条書きにするとわかりやすいです。

 

 自己PRは、前職の仕事を通じてのPRに限りません。本来、職務経歴書なので仕事中心ですが、私生活での特徴が役員秘書の仕事に影響を及ぼすことも十分あります。趣味のこと、学生時代のクラブ活動のことで強調できることを最後に書きます。「多趣味で話題が豊富である。」「学生時代を通じて、面倒見が良いと言われる。」「スポーツが好きで体力に自信がある。」など書いておきます。詳細は面接時に聞かれることを前提にしつつ、まずは書類選考を通過するためのPR材料となります。

 

  • 自己PRとなる長所部分はしっかりまとめて記載をして、強調させよう。

 

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本記事は2015/11/30の情報で、内容は役員秘書としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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