映像制作会社の翻訳者の求人

職業:翻訳者

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 ここでは「映像制作会社」を「日本語版映像制作会社」として解説しています。日本語版映像制作会社では映像翻訳者が海外映像の日本語への翻訳作業を行います。

 

日本語版映像制作会社は独自の翻訳の仕事

 映像翻訳は動画ありきの翻訳なので、たとえば字幕の文字数や平仮名と漢字の使用に細かいルールがあったり、吹替だと、話者の口の動きに合わせた翻訳にしなければならないなど、特殊なルールがあります。一般の翻訳文書とは異なるため映像の翻訳者を目指すのであればその業界で続けてキャリアを積んでいくのが望ましいでしょう。

 

 日本語版映像制作会社は民放・BS・CSなどの放送局、映画配給会社などから仕事を依頼されます。吹替翻訳、字幕翻訳のどちらかを専門で扱っているという会社はほとんどないため、両方の手法に携わることができます。

 

  • 映像翻訳は一般翻訳と異なり特殊な業務と言える。

 

洋画や海外ドラマを日頃見ているか?

 日本語版映像制作会社の映像翻訳者はただ文章を翻訳するだけではなく、前述のとおり、独自のルールに則って翻訳をしていきます。さらに吹替映画で、声優や俳優がアフレコを行う際の台本作りをするのも翻訳者の仕事です。また、様々なキャラクターのしゃべり言葉を翻訳するため、日ごろから色々な種類のしゃべりことばの日本語に触れることも必要です。

 

 そういった意味で、いかに洋画や海外ドラマ作品を観ているかなどがスキルアップを左右します。求人情報に応募した際でも、そういった作品に触れていることをアピールすると効果的です。

 

  • 当然ながら映像作品自体への興味を持っていることも採用基準の1つ。

 

日本語版映像制作会社で働くメリット

 日本語版映像制作会社で働いた後にフリーランスとして活躍する人も多いので将来的にそういったキャリアを見据えている人はで働くのはメリットと言えるかもしれません。日本語版映像制作会社は社内に翻訳者を置いているケースと、在宅の翻訳者に依頼するケースのいずれか、もしくは両方を採用していますので、キャリアによってはフリーランスとして働くことも可能です。

 

 映像翻訳者として、フリーランスになることを目指している場合も、日本語版映像制作会社で数年間働くことで業界にネットワークを作ることは重要です。現在、劇場公開作品や有名海外ドラマの翻訳者として活躍している人たちの多くも、初めは日本語版映像制作会社内で10年程度働いたのち、フリーランスになったケースがほとんどです。

 

  • 映像翻訳者としてフリーランスになる場合も日本語版映像制作会社で経験を積むのは重要。

 

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本記事は2015/05/12の情報で、内容は翻訳者としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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