幼稚園は小学校など義務教育と同じ考え方なので、4月から新年度がスタートします。そして1学期・2学期・3学期があり、3月に修了式や卒園式があります。そのため、転職のタイミングとしては4月から新しい職場になるよう動き始めることが多くなります。
幼稚園教諭の求人が出る時期
幼稚園にもよりますが、退職する場合は10月頃~12月頃に退職の申し出をするよう園長に求められる傾向が多いです。退職者を把握した園は、すぐにその補充分の募集をかけます。ですから10月頃~1月頃が1番幼稚園の求人は多いです。そして就職試験があり、4月1日から契約が始まることになります。
幼稚園間の転職ですと、現在の園と新しい園とでは流れや保育のルールなどが異なるので、経験者であったとしても3月頃から研修を兼ねた保育実習が行われることが多いです。
4月1日から契約の求人以外に、6月頃に中途の求人がでることがよくあります。これは途中で退職した幼稚園教諭がいるためです。数か月は努力したけれどやはり精神的に苦しかったというのが現れ始めるのが、梅雨のせいもあるのか、行事が一段落するせいもあるのか、6月頃が多いです。
その他にも年度の途中で求人がでることもあります。この精神的な理由の求人以外には、妊娠をしたまま働くことは厳しい仕事でもあるので、産休に入る職員がいるために欠員がでるため、求人が出されるということもあります。
- 求人は10月頃~1月頃が最も多いが、その他の時期もそこそこは求人が出ている。
パートの求人が出る時期
幼稚園の担任などとは別に、補助として子どもがいるのと同じ5時間くらいだけを時給制のパートとして働く求人があります。この求人は、年中出ていますが強いて言えば1月から3月が多いようです。この仕事をする人のほとんどが家庭もちの人なので、その家族のライフスタイルに合わせて退職をするという人もでてくるため、極端に求人が多い時期などはないのでしょう。
本記事は2015/05/08の情報で、内容は幼稚園教諭としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。