未経験可の薬剤師の求人

職業:薬剤師

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 薬剤師が転職する際のハードルとして一番大きなものは、やはり調剤経験の有無であると言えるかもしれません。国内の薬剤師のうち約7割は調剤薬局と病院・診療所などに勤務していると言われています。これは言い換えると、薬剤師の転職先の多くにおいて医療用医薬品を取り扱う必要性が生じるということです。

 

 では調剤経験が無い薬剤師は調剤薬局や病院などに転職できないかというと実際そうでもありません。未経験者であっても受け入れてくれる職場も意外と多いものなのです。それには理由が3つあります。

 

調剤未経験でも問題ない3つの理由

 1つ目の理由としては、経験者、未経験者いずれにしても再教育が必要となることが挙げられます。もし前職で医療用医薬品を取り扱う経験があったとしても、診療科や医療水準の違いのために、施設によって取り扱う医薬品は全く異なります。前職で、ある専門領域に特化した能力を身に付けたとしても、転職先では必要とされる領域が異なる場合も多いものです。その場合、下手に中途半端な知識がある人材よりもまっさらな状態の人材の方が教育しやすいという現実もあります。

 

 これに関連して2つ目の理由があります。未経験者であれば、給与を抑えられることができるという思惑があるためです。未経験者の転職においては、経験者の場合よりも積極的に給与の交渉をし難いということでしょう。

 

 そして、3つ目の理由が一番重要です。調剤薬局や病院の薬剤師の調剤行為や薬学的管理指導における報酬は定まっていますが、これは未経験者が行っても、ベテラン薬剤師が行っても全く同じであるという点です。さらにかかりつけ薬局が完全には普及していない日本において、患者さんが調剤薬局を選択する一番の理由は「薬剤師」ではなく「薬局の立地」と言われています。

 

 これらを総合して考えると、薬剤師を雇用する場合、経験豊かで知識も豊富であるが、給与の高いベテラン薬剤師を雇うメリットというのは実はあまり無いのです。ただし、これは一般薬剤師の求人の場合です。管理薬剤師や薬剤部長職などの管理職の求人においては、過去の経験や知識、リーダーシップが必要とされるためこの限りではありません。

 

  • 経済面や教育面から見た場合に、キャリアが少ない薬剤師を雇う理由がある。

 

未経験者でも高給・高待遇な求人

 調剤未経験の転職例として、転職前にどんな仕事をしていたかというと、ドラッグストアでOTCのみの薬剤師や製薬企業でMRや研究職、開発職をしていた薬剤師、CROやSMOなどで治験に従事していた薬剤師、大学で研究をしていた薬剤師などが挙げられます。これらの薬剤師が調剤薬局や病院に転職する際には、未経験者という理由で経験者よりも給与や待遇が低くなりがちです。

 

 ただ薬剤師が絶対的に不足している地方においては、未経験者であっても給与水準は高めに設定されています。未経験者の転職例においては、転職サイトなどを駆使して薬剤師が不足しているエリアを狙うのも良いかもしれません。

 

  • 調剤未経験の場合は給与は低くなる傾向があるが地方など薬剤師不足のエリアでは必ずしもそうではない。

 

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本記事は2015/04/23の情報で、内容は薬剤師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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