ネット販売企業の薬剤師の求人

職業:薬剤師

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医薬品のネット販売と薬事法

 医薬品のインターネット販売は2010年代前半から数年間におよび議論が行われました。その結果、2014年に施行された改正薬事法によって一類から三類までのすべてのOTC薬(一般用医薬品)のインターネット販売が事実上解禁されました。

 

 これまででいうと、健康分野のECサイトの運営会社で働いている薬剤師が僅かながらいるというのがネット販売企業での現状でした。これは健康食品やサプリメントが既にネット販売されているため、そのコミュニケーターとして薬剤師が雇用されているためです。今後、OTC薬のインターネット販売が普及するにつれて、従事する薬剤師も増えることが予想され、これから伸びる分野と言えるかもしれません。

 

 改正薬事法では、インターネット販売を認めない要指導医薬品という新たなカテゴリーが設けられましたが、それ以外のOTCにおいては今まで通りの対応が求められています。つまり、一類医薬品においてはインターネット販売であっても薬剤師の適切な問診や情報提供が必要とされるため、健康関連のECサイトの中には既に薬剤師の獲得に乗り出している企業も多いようです。実際に購入者と連絡を取り合う方法としては、電話やメールなどが活用される見込みです。

 

 ネット販売企業の薬剤師の場合、対面販売ではなく顔が見えない状態で説明や問診をする必要があるため、ドラッグストアのOTC販売よりもさらにコミュニケーション能力が必要とされていると言えます。インターネット販売企業の求人は、薬剤師の転職サイトへの掲載が少なく、自社のホームページや一般の転職・就職サイトなどで募集されているようです。

 

  • 改正薬事法によりネット販売企業での薬剤師の需要が増えていく可能性あり。

 

ネット販売企業の薬剤師の業務内容

 健康食品などを扱うECサイトのコミュニケーターとして働く薬剤師の主な業務は、コールセンターにおける消費者からの相談応需です。医薬品とサプリメントの飲み合わせや、食べ合わせ、健康食品の不良品や品質に関する問い合わせなど様々な質問内容に回答していきます。したがって、基本的にはデスクワークが中心となります。

 

 今後、需要が増加すると見込まれるOTC薬のインターネット販売においては、ネット上で一類医薬品のオーダーが入ると、注文者へ電話やメールを使って連絡して購入する意図や使用目的などを確認した上で、効能効果や使用上の注意点などを説明するのが一般的になると考えられます。

 

  • ネット販売企業の薬剤師の仕事は購入者への対応など相談業務が中心。

 

ネット販売企業の薬剤師の給与・待遇

 現在、健康食品などのインターネット販売企業の薬剤師として転職する場合、年収の相場は400~600万円とされています。今後、OTC薬の販売が増加すればさらに年収が上昇する可能性もあります。相談の電話応対のデスクワークが中心ですので、基本的には残業はないと考えて差し支えはありません。

 

 一方、インターネットによるOTC薬の販売が普及した場合、注文を受けたら早急に購入者に連絡をする必要があるため、注文が増加してくると現在の残業が無いという状況が継続する可能性は低いでしょう。どちらにしても、将来性のある職種と言えるかもしれません。

 

  • 現状の年収はそう高くないが薬事法の改正により今後求人需要が高まり年収が上がる可能性あり。

 

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本記事は2015/04/23の情報で、内容は薬剤師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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