美容師のブランクからの復職

職業:美容師

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身に付けた技術は忘れない

 年数や密度にもよりますが、一度しっかりと身につけた技術はなかなか忘れません。美容師として2~3年働いた経験があれば、同じ年数のブランクがあっても覚えているものです。細かい技術や知識、感覚は忘れてしまうかもしれませんが、サロンワークなどは体が覚えています。多少ブランクがあっても復職を怖がる必要はありません。

 

 カットの仕方も原理は昔からずっと同じです。カットを理解していればまず忘れるということはありません。テクニックや角度、力の入れ具合などは復職してからまた身に付ければいいだけです。復職前は思い出せなくても、現場に立てば必ず思い出せます。

 

  • 一度身につけた技術は根本から忘れることはない。感覚は磨き直す必要がある。

 

トレンドの勉強

 美容師としてブランクがあり復職するなら、近年のトレンドは勉強して覚えておいた方がいいです。流行りのカットやカラー、ファッションなどは目まぐるしく変わります。それにより飽きることなく仕事できるのが美容師ですが、ブランクがあると少し困ります。お客さんへのカウンセリングでもトレンド情報は大きな武器になるからです。

 

 今流行中のトレンドだけでなく、少し前のトレンドや流行した髪型の情報があれば、スムーズにカウンセリングを終え、施術に入ることができるかもしれません。美容師は技術はもちろん大事ですが、知識、情報も大事です。たくさんの知識があれば、お客さんが発した何気ないキーワードから好みのスタイルを感じ取ることができます。ブランクがある美容師は技術だけではなく、トレンドも復習しておくべきです。

 

  • 美容の知識はできる限り豊富な方がいい。ブランクで情報から遠ざかっていたらここ数年の情報を集める。

 

体力、健康面に気をつける

 美容師から離れ、一般的な職業に就き、定時で仕事を終えることを覚えると、美容師のハードスケジュールや健康管理の悪さを思い知ります。通常、8時間勤務するのであれば1時間は休憩が必要です。1時間30分の場合もあります。しかし美容院では休憩時間などは全く管理されていません。それゆえに体調を悪くする美容師は多いです。

 

 ブランクがあり復職をするのであれば体調面には気を使いましょう。一般的な会社に勤めていた感覚で復職すると、肉体的にも精神的にも疲労します。特に体調不良で美容師を辞めた人は、復職してまた体の調子を悪化させる恐れもあります。しっかりと休憩や勤務時間が管理された美容院を探すか、面接などで希望をきちんと伝える必要があります。

 

  • 体が健康であってこそ仕事が楽しく感じられる。体調面には極力気をつけて復職する。

 

最終目標を決める

 美容師として復職するならば最終目標は決めておきたいです。自分のお店を持ちたいのか、雇われでもいいから一生美容師でいたいのか、ある程度の年齢で区切りをつけるのかなどです。一度美容師から離れたことで得られる想いや、他の生き方もできるという選択肢も出てきたでしょう。ゴールをしっかり決めておいた方が迷いがなく、真っ直ぐ進めます。

 

 一度美容師を辞めたことをマイナスと考えずに、他の職業に触れた経験や考えを活かしましょう。自分のゴールを決めることで美容師としての人生も楽しく進められます。

 

  • 最終目標を決めておくと自分の進む道がぶれない。一度美容師から離れたことで得られる考え方もある。

 

※ ここでは、主に美容院に復職する美容師について説明しています。

 

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本記事は2015/04/23の情報で、内容は美容師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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