20代の美容師の転職例

職業:美容師

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中規模店から小規模の美容院へ (21歳 大阪府在住) 

 

女性(20代)

 美容学校を卒業して、8店舗ほど展開している美容院に就職しました。勤務していたお店のスタッフは私が入社したときは15人いました。開店が10時で最終受付時間が20時と長めの勤務時間で、もちろんフルタイム出勤です。アシスタントなので開店の1時間以上前に出勤し、掃除や準備をして、閉店後は自主練習の毎日。練習を終え帰宅すると日付が変わっている日々でした。

 

 美容院に就職する前に、美容院の過酷さや大変さをよく聞いていたので覚悟はしていたつもりですが、限界でした。1年目は何とか耐えていましたが、美容師仲間も増え、違う美容院の話を聞くともう少しゆるいお店もあるのだと知りました。

 

 体力的に限界でしたが美容師は諦めたくなかったので、アシスタント2年目の時に、スタッフ6人の小規模な美容院に転職しました。結果的に、転職してよかったと感じています。営業時間は1時間ほど短くなり、お店が小さくなった分だけ分掃除の量も減り、片付けの時間も短くなりました。その分自主練習を長くできるようになりましたが、練習を終えて帰宅しても日付が変わることはありません。自分の時間を確保できるようになりました。

 

製造業から美容師へ(24歳 宮城県在住)

 

男性(20代)

 24歳にしてアシスタント1年目です。美容師として転職する前は飛行機の備品などを造る仕事をしていました。給料も良く生活の面では特に不満のない日々を送っていました。しかし毎日単調な仕事をしているうちに、このまま終わっていいのか?という疑問を感じるようになりました。

 

 中学、高校の頃に美容師に憧れがありました。夢と呼べるほどではなく、美容師になれたらいいなという程度でしたが、淡々と仕事をしているうちにこの想いがよみがえってきて、「美容師をやってみたい!」と強く思うようになりました。

 

 人生一度きりです。思い切って美容師という異業種に転職しました。給料は10万ちょっとになり、通信制の美容学校に通っています。自分の時間もなくなり、へとへとになって帰宅する毎日ですが、楽しいです。自分がやりたいことを自分で選んで進んでいます。大変ですが充実感のある日々を過ごしています。

 

入客を求めて他の美容院へ (24歳 東京都在住)

 

男性(20代)

 スタイリストデビューして3ヶ月ほどしてから別のサロンに転職しました。理由はただ一つ、お客さんが回ってこなかったからです。勤めていたサロンのスタイリストは自分を含めて7人に対し、アシスタント4人です。デビュー後3ヶ月の自分はお客さんを回してもらう順番は最後でした。1週間入客できずアシスタント業務をしていて、「別のサロンに転職しよう」と決断しました。

 

 同じ立場で同じ境遇の美容師もいるでしょうし、もっとひどく厳しい状況のサロンもあると思いますが、我慢できませんでした。生意気かもしれませんがお客さんを担当することに意義があると思います。自分はとにかく上手になりたいといつも考えています。せっかくスタイリストとして働けるのにアシスタントの仕事をするのが苦痛で、意味があるものとは思えませんでした。自分を育ててくれたサロンで感謝もしていましたが、自分が上手くなりたい気持ちを優先しました。

 

 今のサロンはスタイリストの手が足りず、毎日お客さんを担当させてもらっています。自分のわがまま、傲慢かもしれませんが自分の腕を磨くためには必要な選択だったと思っています。少しでも多くのお客さんがリピートで帰ってきてもらえるように頑張っています。

 

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本記事は2015/04/22の情報で、内容は美容師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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