美容師に求められる人材像・採用基準

職業:美容師

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人間性

 美容師は多くのお客さんと接し、会話をする職業です。そのため人間性は技術以上に重視されます。技術は練習すれば身に付きますが、人間性を変えるのはなかなか難しいです。横着な性格や高飛車、人を見下したような人間性が感じられるようだと、採用される可能性は低くなります。

 

 採用基準は店舗によって違っても、人の話を聞ける素直な人間性が求められるという点は共通しています。人間性に問題がある人を採用してサロンでトラブルが起こっては困りますし、トラブルによって他の優秀なスタッフが辞めてしまっては大変だからです。

 

 人間性が重視されるのは接客面だけではありません。美容師として働き始めると、先輩や店長から色々なことを教えてもらいます。素直な気持ちでしっかり聞いていなければ見放されてしまい、自分の能力も向上しません。先輩たちも仕事終わりで疲れもあるなかで教えてくれているのですから、話を聞く姿勢も重要です。これはお客さんの接客中にも活きてくることです。 

 

  • 人間性は一番重要。人の話を素直に聞く姿勢を普段から心がける。

 

聞き上手・褒め上手

 話すのが得意ではない美容師もたくさんいます。そんな美容師たちは聞き上手です。人は自分の話を聞いて反応してもらえると嬉しくなりますから、お客さんに思うままに話してもらい良い気分になってもらうのです。

 

 また、褒め上手であることも重要です。お客さんは髪の毛を切りに美容院に行くのではありません。「きれい」になりに行くのです。そこを理解しておくべきです。きれいになったら褒めてもらいたいものです。褒められたら誰でも嬉しいですし、ヘアスタイルを変えて褒められたら「変えてよかった」と感じます。お客さんを褒めることはリピートにもつながります。

 

 褒めすぎは時に逆効果になることもありますが、褒められて気分を害する人はそういませんから、積極的に褒めるようにしましょう。褒めるのが苦手な人は練習して習慣づけるといいです。

 

  • 相手の話を上手に聞くこと、褒めることが大事。例えお世辞でも褒められて嫌な気持ちになる人はいない。

 

目標を持てる人

 美容師の仕事はハードです。下積み時代は長い営業時間が終わってからさらに練習をすることになります。目標をしっかり決めていなければ練習に身が入りません。小さなことでもいいので「今度のテストに合格する」「お客さんにシャンプーを勧めてみる」など、毎日目標を持って仕事に取り組める人はいい美容師になれます。

 

  • 多忙な日々の中で、目標がないとどこに向かって走ればいいのか分からなくなる。毎日ゴールをつくろう。

 

チームワークも大切に

 個人で美容院を経営しない限りは、必ず同じサロンのスタッフと仕事をすることになります。長い時間をともに過ごすことになるので、性格などがよく分かります。嫌な一面も見えてきますがそこだけに捉われず、良い部分を見るようにしましょう。悪い部分がどうしても気になるようであればその相手と話してみるのもいいです。

 

 スタッフ同士の雰囲気がお店の雰囲気に関わってきますので、チームワークがいい美容院は明るく楽しそうなオーラが出ています。お店の雰囲気を良くすることを意識しましょう。

 

  • 家族より長い時間をともに過ごすスタッフ。一緒に良いサロンをつくる意識を持つ。

 

※ ここでは主に、美容院への転職時に求められる人材像・採用基準について説明しています。

 

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本記事は2015/04/21の情報で、内容は美容師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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