客室乗務員(CA)の採用基準(身長・視力など)

職業:客室乗務員(CA)

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身体測定イメージ

 

外資系航空会社の採用基準

 ジャンボジェットやエアバスA300を採用している外資系企業では、身長157cm以上という条件を付けているところもあります。理由は、高いところに重いものを収納していることもあり、背が高いことが望ましいからです。体重に関しても、BMI値で肥満傾向にある人に対して6ヶ月以内に痩せるよう命じる企業もあります。

 

 「容姿端麗」が採用条件にある場合は、容姿に問題がある事態になると解雇の可能性もあります。また、裸眼視力で0.6以上といった条件を付けているところもあります。コンタクトレンズを入れて矯正した時に1.0だとしても、もしもの時に裸眼だった場合、保安要員でもある乗務員が何も見えないと困るからです。

 

  • 大型機内での業務を想定して、身長制限を設けている企業もある。

 

日系系航空会社の採用基準

 ジャンボジェットがなくなってしまった日本のエアライン業界においては、身長制限は実質なくなったと考えて問題ありません。最近では150センチ台前半で採用された人もいます。小さな機内ならば小柄な女性でも働けます。法律の関係で採用条件には記載されませんが、求められているのは容姿が整った人です。視力が矯正視力で1.0という理由は、眼鏡をかけてはいけないからです。髪の毛の長さは、ひと昔前は強制的に短くされていた時代もありましたが、今はまとめ髪にすれば長いままでも問題ありません。

 

 ほとんど立ち仕事ですので、体力測定があります。腰痛は職業病で、航空性中耳炎もなりやすい病気ですので、腰が悪くないか、耳の持病がないかも健康診断で調べられます。また、手や足、うなじなどにアザや傷あとがないかも見られています。社内文化として上下関係があるため、先輩を敬うような部活動に参加していたかどうかも採用時に考慮されることがあります。

 

  • 身長制限はなくなったが、矯正視力で1.0以上が条件。健康診断では腰や耳が悪くないかも調べられる。

 

LCCの採用基準

 会社によっては、個性的であることを求めている場合があります。LCCはこれといった物理的なサービスができませんので、方言や機転のきいたアナウンス、茶髪を含むおしゃれなどが採用の段階から求められています。身長や視力の条件を満たしていなくても応募してみる価値はあります。

 

  • 個性や気の利いた会話、おしゃれさなどを求める企業もある。

 

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本記事は2015/11/19の情報で、内容は客室乗務員(CA)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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