休日も心が休まらない
カーライフアドバイザーをやっていると、休日や営業時間外にもお客様から電話がかかってくることがしばしばあります。特に、親しくしている管理顧客やすぐに商談になりそうな新規顧客のお客様とはいつでも連絡が取れる状況を作っていた方が自分にとって有利になるため、プライベートの携帯電話番号を交換している社員が多いです。
会社が専用の携帯電話を支給するところもありますが、結局同じように通信料がかかってしまったり、お客様が自分の携帯会社と違うのでかけにくいと言われることがあるため、プライベート携帯でやりとりしたほうが話が早いのです。しかしそうなると当然、自分の休みの日にも電話が鳴ってしまうというわけです。時にはその電話で休日を返上して会社に行かなければならないこともあります。
このつながりを作るか一切作らないかは個人の自由ですが、勤続年数の長いベテラン社員ほど自分の名刺にプライベートの電話番号を載せていることが多いです。
- 私用携帯電話の番号を顧客に教えることはメリットも大きいが、それによって休日対応が発生することも。
服飾代がかさむ
カーライフアドバイザーにとって身だしなみはとても大事です。スーツが毎日の制服になりますが、毎日着用しているとどうしても型崩れしてしまうので常に2~3着持っている必要があります。スーツ代として支給がある会社もありますが、スーツ一着にかかる代金の半額にも満たなかったり、基本的には支給自体がないところが多いです。
スーツだけではなく、中に着用するカッターシャツやネクタイ、それに靴は一番見られますから常に綺麗にしておきたいポイントです。男性は革靴が望ましいですが、ちゃんとしたものを買おうと思えば一足何万円もします。それなのに、日常業務の激しさから靴が傷みやすく、定期的にメンテナンスや買い替えをしなければいけません。女性用の合皮のヒール靴はもっと早く傷んでだめになります。これらの服飾代がかかるのもカーライフアドバイザーの悩みのひとつです。
- スーツやシャツ、靴などの身だしなみは重要だが、毎日清潔できちんとした服装でいるためには出費がかさむ。
本記事は2015/11/12の情報で、内容はカーライフアドバイザー(自動車営業)としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。