第二新卒のWebデザイナーの求人事情
Webデザイナーの募集の多くは経験者が有利なので、新卒で入社するのは難しい傾向があります。第二新卒でも状況は大体同じで、やはりWebデザイナーやそれに近いデザイン関係の経歴があるかどうかがポイントになってきます。しかし、第二新卒の場合は社会経験がある分、それが強みとなることが多いです。
第二新卒でWebデザイナーへの転職を考える際は、独学でWebデザインの勉強をするか、都心部ならWebデザインに関する職業訓練校のカリキュラムを活用して少しでもWebデザインの知識と実力を付けておくと良いです。企業側も人手不足の背景が加わり、吸収力のある若い世代の方が未経験者でも採用されやすいので、チャレンジしてみる価値はあります。準備は入念に、しかしタイミングも大事なので、早め早めの行動を心がけるべきです。
- 勉強法は何でも良いので、Webデザインに関する基本、知識や技術を学ぶ。
第二新卒の強みとは
もしもWebデザインやクリエイティブ系の学校を卒業していて第二新卒で転職するならば、Webデザイナーの転職はうまくいく可能性が高いです。Webやクリエイティブとまったく関係のない学校や学部でも、独学でWebについて学び、それを表現する力があれば大きな強みとなります。
企業側も若い世代の雇用については積極的なので、あとは知識や技術、やる気があるかどうかです。少なくとも自分1人で一つのWebサイトやスマホ向けのアプリを作れる力量があることが望ましいです。また、一度は就職している身なので、基本的なビジネスマナーが備わっていることも企業にとっては大いにメリットがあります。
第二新卒という立場で、全くWebに関する知識や技術がなく企業に応募することも可能ですが、ほとんどの場合は書類選考や面接で落とされてしまいます。本当にWebデザイナーとして就職したいのならば、努力を怠らないことです。
- Webに関する知識や技術があれば第二新卒でも採用される可能性は高い。若いことが最大の武器になる。
第二新卒ならではの「若者キャリア応援制度」を利用
一部の民間人材ビジネス業者と厚生労働省が連携し、若年層の正社員就職応援をするプログラムがあります。第二新卒や既卒者を対象としており、Webデザイナー職も多く含まれています。
最初の数ヵ月は派遣社員やアルバイトとして1から仕事を教えてもらいながら働き、ゆくゆくは正社員になるという形態をとっていることが多く、アルバイトや派遣期間も社会保険が完備されていることが多いです。最初に登録が必要なので必ず人材業者に足を運ばなければなりませんが、第二新卒でWebデザイナーを目指している人は利用しない手はありません。
本記事は2015/10/22の情報で、内容はWebデザイナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。