専門資格は当然有利
調理師、栄養士、管理栄養士、製菓衛生師、製パン技術者など、料理に関する専門技術資格は言うまでもなく有利です。ただ、現場経験が長い場合は自分のやり方が染み付いてしまうので、転職先の企業のマニュアルややり方に沿って教えられるかどうかが大きなハードルとなります。専門技術と経験があればある程、全く異なるやり方や世界観を取り入れるのが困難であることを自覚していれば問題ありません。
自分の技術に執着し過ぎないことが大切です。いくら資格があっても、生かす場所や環境で全く意味が異なります。
- 料理系の資格は有効だが、専門技術や経験を披露する前に、まず企業のルールに従うこと。
セミ専門職資格・外国語資格
フードコーディネーターやベジタブルマイスター、テーブルコーディネーターなど、食に深く関係する様々な民間資格があります。上記のような資格も転職には有利です。一定の職場に所属をせず、自分の発想を自由に使って料理をしている人の方が、料理教室の講師としては良い部分もあります。
ソムリエや利き酒師などの資格も情報源として役立ちますので、持っている人はアピール材料にしましょう。
また、地域性にもよりますが、外国人の生徒もこれから増えていきます。どこに行っても英語は必須の時代です。英検、TOEIC を始めとし、様々な言語資格が有利に働きます。
- 食に関する民間資格や語学系の資格も、立派なアピール材料。
本記事は2015/04/07の情報で、内容は料理教室講師としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。