議員秘書の将来性

職業:議員秘書

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 議員秘書の将来性は秘書のタイプによって違います。そのタイプは主に3つに分けることができます。タイプ毎の将来性について説明します。

 

(1)議員志向タイプ

 このタイプは、議員秘書の中にかなりの数が存在します。自分も将来政治家になることを志す彼らは、秘書として生の政治の現場を経験しながら勉強を重ね、人間関係を構築し、自ら立候補する時のために力を蓄えていきます。このタイプは目的意識がはっきりしていてモチベーションも高いことが多いため、秘書としての仕事にも熱心に取り組む人が多くいます。

 

 このタイプには私設秘書もいれば、公設秘書もいます。ただ、どちらもいざ自分が選挙に立候補しようと思った時に、自分に特別な資産でもない限り選挙資金の確保が1つの大きな問題となります。また、選挙資金が確保できたとしても、当選するとは限りません。選挙はその時々の世の中の流れや風潮によって結果が大きく左右されることがあります。自分の主張がいつの時代も受け入れられるというわけではありません。政治家になるには、立候補のタイミングも含めて、運も必要なのです。

 

 当選すれば議員として活躍するための場が与えられますが、落選すれば何もないのです。将来性を考えれば非常にリスクは高いですが、そのようなリスクを背負っても世の中のために自分が議員として働きたい、そういった意思がある人にのみ将来性はあります。

 

  • 将来的に議員になることを志す人は、議員秘書の職務にも熱心に取り組むことが多い。落選による失職のリスクも厭わず強い意思を持っていれば将来性はある。

 

(2)職業秘書タイプ

 自分が議員になるつもりはなく、政治の現場の近くで秘書として働くことが好きなタイプです。このタイプの多くは、性格的にも自分は秘書という職業に向いていると自覚しています。そのため、彼らは秘書という仕事をプロフェッショナルに遂行することそのものが目的であることが多く、その仕事のために政治の知識や法の知識等を身に付けていきます。

 

 このタイプも私設秘書と公設秘書の両方が存在しますが、公設秘書の1人である政策担当秘書にはこのタイプも多く、自分の仕える議員が引退、または落選等した場合でも、その知識や経験、仕事ぶり等から、他の事務所から声がかかることがあります。

 

 このタイプの将来性ですが、純粋に秘書という仕事が好きで待遇面にも特にこだわらないなら、私設秘書でも問題はありません。しかし将来性を生活の安定や待遇面に求めるならば、公設秘書を目指すべきです。色々な事務所から声がかかるようなプロフェッショナルな秘書になれれば、失職のリスクも低減されます。このタイプは、議員秘書という職業の中では最も将来に対するリスクが少ないタイプかもしれません。

 

  • 秘書の仕事自体に誇りややりがいを抱くタイプは、他の議員から声がかかるほどのプロフェッショナルな秘書になれれば将来的なリスクも低い。

 

(3)転職志向タイプ

 このタイプは、秘書として働き、様々な経験をした後、築いた人脈等を通じて別の職の足掛かりをつかんだり、自分で起業したりするタイプです。彼らはずっと議員事務所で働くつもりはなく、将来的にはどこかの企業に就職したり、自分で起業したりすることを志向します。議員秘書は幅広い分野の人達と交流する機会に恵まれています。それを利用すれば、自らの将来の仕事に繋げていくことも可能です。

 

 このタイプには若い人が多く、どちらかと言えば私設秘書に多いタイプです。待遇面では将来的に厳しい私設秘書が、生活の安定等のために数年議員事務所で働いた後一般企業等へ就職したり、起業したりするケースは非常に多くあります。

 

 もちろん公設秘書にも同じタイプがいます。公設第一秘書や政策担当秘書ともなれば年収が1,000万円位になる人もいますので、それによって蓄えた資金を元に起業する人も珍しくありません。このタイプにとっては議員秘書を経験した後が重要となるので将来性については明言できませんが、議員秘書として働く間に得た経験や知識、人間関係は必ず役に立ちます。

 

  • 議員秘書を経て転職や起業する人も多い。当然、安定性の確約はできないが、秘書時代の経験や人脈が役立つことは間違いない。

 

失職のリスクを肝に銘じておく

 将来性については、自分が何を目的とするかによって変わってきます。自分がどのタイプの議員秘書を志向するのかによって将来のビジョンを描くことが大切です。ただ、議員秘書は、仕える議員の「議員」という立場がなくなれば自らも失職する可能性が非常に高い、元々リスクの高い仕事です。それを覚悟の上で将来を考えなければなりません。

 

本記事は2015/10/08の情報で、内容は議員秘書としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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