議員秘書の魅力とやりがい

職業:議員秘書

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議員秘書の魅力

 個人の価値観にもよりますが、議員秘書の仕事の魅力は非常に多いです。収入面で言えば、公設秘書になれば年間1,000万円という収入を得ることも可能です。仕事面では、議員秘書は議員と行動を共にすることも多いため、様々なところに行き、様々な人に会うことができます。特別な許可がなければ入れないような所に入ることもあるでしょうし、政治家のみならず、各界の著名な人達と会い、挨拶を交わす機会等もあります。

 

 人間関係についても、政治は仕事の性質上カバーする範囲が非常に広いため、普通の会社員とは比べ物にならないほど多くの人と知り合う機会に恵まれます。こうしたことは全て、議員の活動を通じて秘書自身の勉強にもなるという点も、この仕事ならではの魅力です。また、様々な情報に触れるため幅広い知識が身に付くことや、人に対する気遣いや礼儀など、人間関係作りに役立つ勉強ができるところもこの仕事の魅力です。

 

  • 議員と行動を共にするため、様々な人と接したり、限られた場所に出入りするなどの貴重な経験ができる。

 

議員秘書のやりがい

 次に、議員秘書のやりがいについてですが、自分が仕える議員が選挙に当選し、国にとって重要な法案に関わったり、世の中を少しでも良くするための仕組み作りに携わる。また、国会で自分の政治理念を主張し、時には反対する勢力と議論を戦わせる。そうした活動を議員秘書はすぐそばで支えていきます。そしてそうした活動が評価されたり、世の中に影響を与えた時、そこに議員秘書のやりがいが生まれます。

 

  • 議員秘書のやりがいの感じ方は2つ

 また、その議員秘書のやりがいには2つの形があります。1つは、秘書としての仕事ぶりを評価されたり、仕事を通じて1人の人間として評価されたりした時に感じるやりがいです。もう1つは、自分個人の評価よりも、自分が仕える議員が評価された時に感じるやりがいです。これらは、似ているようで違います。

 

 このことは、議員を支える秘書という職業に向いているかどうかの適正や、議員秘書1人1人の志向にも関係します。自分が議員を手伝ったことが役に立った、という部分に最も大きいやりがいを感じる秘書もいれば、自分が「この人についていきたい」「この人を支えたい」という気持ちで仕えている議員が世間で評価された時に最も大きいやりがいを感じる秘書もいる、ということです。

 

  • 議員と秘書の強い絆

 議員と秘書は非常に濃い関係になります。特に議員本人と同行する公設秘書は朝から晩まで一緒に過ごすことが少なくありません。その場合、お互いの家族よりも一緒にいる時間が長くなります。そういった中で、良い時も悪いときも含めて、議員秘書は議員という1人の人間と濃密に関わることになるわけです。

 

 基本的に議員と秘書の関係は、先生と教え子や親方と弟子といった関係に似ていますが、親子のような関係になることもよくあります。そうした深い繋がりができると、当然やりがいの大きさも増していきます。例えば、議員が選挙で落選して浪人している間も私設秘書として議員を支え続け、次の選挙でまた議員が当選することができた時の秘書の喜びは、言葉にできないものです。これは、誰かを支える議員秘書という仕事ならではのやりがいの感じ方です。

 

  • やりがいの感じ方は、秘書自身の働きを評価された時と、自分が仕える議員が評価された時の2つのケースがある。議員と秘書の絆が深まればやりがいも大きくなる。

 

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本記事は2015/10/07の情報で、内容は議員秘書としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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