都市銀行(メガバンク)のアルバイト・派遣・契約社員

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都市銀行の正社員以外の雇用形態

 都市銀行の雇用形態は正社員だけだと思われがちですが、そうではありません。アルバイトという形態をとっている都市銀行はあまりありませんが、派遣社員や契約社員はとても多いのです。人材コストをカットしているのは、都市銀行も他の企業と同じなのです。

 

 例えば、窓口業務をしている女性の中には派遣社員や契約社員の人が非常に多くいます。都市銀行の多くは平日の午後3時までが営業時間なので、その時間まで窓口業務(主に預金課)で働いている人のほとんどが正社員ではないことが多いのです。正社員の場合は、窓口が閉まった後も早くて就業時間の午後5時半頃までは働きますが、派遣社員や契約社員の場合はシフト制などで時間が決まっているため、銀行の営業時間が終わると帰る人がほとんどです。

 

 また、個人のお客様のところに集金に行ったり、クレジットカードなどをお勧めしに行ったりする女性(こちらも男性よりも女性が多いです)も、派遣社員や契約社員が多くいます。このような人たちは35歳から40歳前後の女性が大半を占めています。育児や家事をこなしながらも、ある程度自分の能力を使って働きたいという人が非常に多いです。

 

  • 窓口業務や個人顧客の集金業務などは、女性の契約社員や派遣社員が大勢働いている。

 

正社員と非正規社員の給与の差

 正社員と派遣社員や契約社員の間の給料差はとても顕著です。ただし、正社員の場合は、ある程度の責任が一人一人の従業員にあるため、就業時間が過ぎても残業をしなければならない時や、残業時間を超えた場合はサービス残業になることもあります。当日中に任された仕事は、全てその日中あるいは数日以内に行うという義務が発生しているのです。

 

 しかし、派遣社員や契約社員は、任された仕事が時間内に終わらなければ正社員にその仕事を渡して帰ることができます。サービス残業などという概念は一切ありません。都市銀行の正社員においても採用時には「サービス残業は絶対にありません」と謳っているところがほとんどですが、特に総合職は残業時間が非常に長くなるため、サービス残業も多くなることがあります。そのため、時給に換算すると、正社員の給料は割りに合わないという人も多いのが現実です。

 

 とはいえ、派遣社員や契約社員は住宅補助や諸手当などがないので、給料以外の待遇面も考慮すると、基本的には正社員の方が良いと考えることができます。

 

  • 給料は当然大きく違うが、派遣社員や契約社員はほぼ定時退社できる一方で、正社員はサービス残業が発生することも。しかし諸手当などを含めればやはり正社員の方が高待遇。

 

正社員と非正規社員の扱われ方の違い

 職場での扱われ方については、配属された部署ごとに異なります。しかし、大抵の場合は、正社員よりも優しく扱われることが多いです。というのも、派遣社員や契約社員はほとんどが女性で、その多くが一般職(事務系)などの窓口業務や集金業務に関わっており、都市銀行の中でも比較的厳しくない環境に置かれるためです。

 

 また、そのような人たちが配属される支店の支店長は、ほとんどが厳しい環境に身を置いていた総合職の年配の人です。男性社会であった総合職からいきなり女性社会の支店に配属されて、女性の扱い方がよくわからず、社員に優しく接する人が非常に多いのです。正社員に多少厳しいことはあっても、人材派遣会社が関係している派遣社員や契約社員にまでとても厳しく接する人は非常に稀です。

 

 ただ、正社員の女性と派遣社員や契約社員との女性の間には、ある程度の壁があることが多いです。都市銀行といっても、女性社会になると様々な派閥があるものです。自分には合わない部署に配属されると、転勤の希望を出してひたすら転勤時期を待つことを望むだけです。

 

  • 正社員よりも優しい扱いをされることがほとんど。ただし、女性ならではの派閥や、正社員と派遣社員・契約社員の間には壁があることも。

 

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