総合電機メーカーの適性(向き・不向き)

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総合電機メーカーの適性は?求められる人材は?

 以前の総合電機メーカーには、安定、終身雇用のイメージがあったかもしれません。しかし電機業界全体の業績悪化の厳しい時代を乗り越え、世界中の競合に勝ち抜かなければいけなくなり、企業が求める人材は変化しています。

 

 従来、安定して売れ続けてきたテレビやパソコンをはじめとする家電などのコンシューマー商品は大きく売上を落としました。消費者の生活スタイルの多様化やグローバル化が進み、海外企業との競争激化など変化にさらされる時代に、共通して求められている人材にはキーワードがあります。

 

  • チャレンジ精神

 これまで得意としてきた高度な技術の探究や丁寧なモノづくりだけでは、総合電機メーカーとして生き残ることができない時代を迎え、チャレンジ精神が強く求められています。言われたことを言われた通り真面目に取り組むことだけでは評価されるのが難しいといえます。大企業でイノベーションを起こすことは簡単ではなく、変革には熱意が必要です。マニュアルや習慣、慣習に流されず、チャレンジ精神を持った、周囲を巻き込める人材が求められています。

 

  • 未来を切り開く発想力

 どこの総合電機メーカーでも50年、100年先まで存続することを目指しているはずです。その未来を築くためには新しい価値の創造、独自のサービスが必要という共通の認識を持っています。組織の壁だけでなく、常識や時代を越え未来につながる豊かな発想力、柔軟な創造力、開拓力が求められています。

 

  • 自分のキャリアを描く力

 総合電機メーカーが終身雇用、年功序列から成果主義に移行する傾向にあるなかで、積極的に自分のキャリアを自分で考え、ビジョンを描ける人が求められています。もちろん会社は育成のチャンスを準備していますが、より高い意識と意欲がある人に機会を与え、その実績、成果を評価し、処遇するといっているのです。将来的にどうありたいか、やりたいことのイメージが総合電機メーカーで描けない人は、スキルや資格が合致していても向かないといえます。

 

  • 語学力

 グローバルな市場での企業間競争の環境ですので、語学力は必須といえる時代に入っているといえます。以前はあまり英語が得意ではないエンジニアも多かったのですが、現在は昇格条件になっているところもありますので、語学力に対する必要性は上がってきています。

 

  • ものづくりへの気持ち

 コンシューマー商品が売れなくなったといっても、総合電機メーカーは製造業です。新たな技術やサービスをつくり出すことが好きか、情熱を注げるかは大変重要です。そこから誰かを喜ばせたり、社会に役立つことにつながります。直接、製品づくりに携わるわけではないと感じられるスタッフ系人材であっても、製品づくりを尊重できないサポートでは、現場ともいい関係が築けないといえます。

 

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