外資系のみならず必要な英語力
英語力必須と条件が付くのは外資系企業の受付求人募集です。しかし、近年では外資系、国内、また業種に関わらず英語力はあった方が断然有利です。特に企業受付は多かれ少なかれ外国人のお客様にご案内をする場面が必ず訪れます。どこの受付でも大抵簡単な英語案内集や英語マニュアルが用意されていますが、全く英語が聞き取れなければそのマニュアルが役に立ちません。
最低限の挨拶やよくある質問は英語で聞き取り返答出来る練習をしておくことが大切です。求人広告に英語力不問と書いてあっても、日常から簡単な英語の案内が出来るようにしておけばどこに行っても役立ちます。外国人への英語案内ブックなどを一冊購入し携帯しておきましょう。
- 必要最低限の英会話は勉強しておくべき。
TOEIC600点以上が英語力の目安
「英語力がある人歓迎」といっても、一体どのくらいのレベルを言っているのかわからない人も多いでしょう。一般的にはTOEIC600点以上、英検2級レベルの英語力が日常会話レベルと見られます。しかし、試験は通っていてもブランクがあったり、全く会話が出来ないと、採用されても後々自分が苦しくなります。客観的に現状のレベルを把握して履歴書に記入しましょう。
ビジネスレベルの英語力を求められる受付の求人は、カウンターでの接客だけでなく営業事務で英語のメールのやり取りをしたり、ネイティブとのスケジュール調整やアポイントの業務が含まれていることがあります。挨拶や取り次ぎ、案内のみの受付ではそこまでの会話力を求められませんので、英語力のある人にはむしろ物足りないでかもしれません。業務内容をよく見た上で判断しましょう。
- 受付業務のみでは、ネイティブレベルの英語力は生かしにくい。応募前に業務内容の確認を。
本記事は2015/03/27の情報で、内容は企業受付としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。