語学力は今後必須に
外資系企業では英語力必須の求人が増えてきました。今後は最低限の英語力は受付に必須のスキルとなってきます。TOEICや実用英語技能検定2級以上の資格などは採用の大きなポイントとなります。
履歴書は資格免許で判断するしかありません。特に人気企業の場合は書類選考で100人以上落とすこともあります。あまり語学力に自信がなかったとしても、何かしらの試験に挑戦しておくと良いです。レベルが高くなかったとしても、試験を受けて級を取得しているという事実が大切です。
- 一定ラインの英語力は必須、語学系の資格は取得しておくべき。
カルチャー系の資格は無駄か?
フードコーディネーターや色彩検定、フラワーレンジメントなどの資格が無駄かというと、決して無駄ではありません。企業受付は女性としての振る舞いの美しさを求められます。様々な文化や芸術に親しみ自分を磨く努力をしていることは、仕事面においても向上心を持って従事してくれるだろうというプラスポイントになります。
無駄だと思って履歴書に書かないのは非常にもったいないことです。持っている資格や免許は面倒でも全て記入しましょう。自分では関係ないと思うようなことも、意外な面で重宝されることがあるものです。
- 仕事に直結しない資格・免許でも、意外なアピールポイントになり得る。
秘書検定、ビジネス実務マナー検定、漢字検定
受付の仕事は企業の役員秘書と密接に関わる仕事です。秘書経験や秘書検定を持っていれば、企業の役員秘書の仕事も理解が深いため、役立つ検定です。ビジネス実務マナー検定はどんな業界で働くにも基本、ベースとなる検定ですので、取っておくと良いです。
また、漢字や日本語能力も受付と密接に関わっています。なぜならば、お客様の名前を読むのが日常の仕事だからです。もちろん常用漢字ではない難しい漢字の場合はお客様に伺いますが、漢字検定2~3級レベルの熟語や単語は最低限読み書きできるようにしましょう。
- 受付と秘書は業務上の関わりが多いので、秘書検定は役に立つ。
本記事は2015/03/20の情報で、内容は企業受付としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。