職種などによって給与体系には幅がある
同じ社内でも、配属部署や職種などによって年収は大幅に違うのがハウスメーカーの特徴です。
- 営業職の場合
営業職は基本給と残業代に加えて契約金額の利益率によるインセンティブで年収が大幅に変化します。
一例ですが30代正社員の役職なし、基本給でだいたい年収は350~400万円です。これに契約棟数が関係してきますので、当然ですが契約すればするだけインセンティブが入ってきます。年間6棟契約で、年収はだいたい500万円というイメージです。
40代以上のベテラン営業で役職もつくと、年収は600~700万円になることもあります。役員クラス(支店長など)になると年収は一気に900~1000万円になることもあります。
ハウスメーカーによってインセンティブの割り出しは異なります。基本給が高い会社はインセンティブが多い傾向にあります。つまりそれだけお金が社内で動かせる勢いのあるメーカーということです。
- 内勤(設計職、総務、積算など)の場合
内勤は営業職とは異なり、基本給と残業代のみということが多いです。よって、同年代のサラリーマンやOLと年収はほぼ一緒だと思ってよいでしょう。
- インセンティブのつく営業職かインセンティブのつかない内勤かによって給与体系は異なるケースが多い。
具体的な給与の数字
具体的な給与の数字に関しては転職ステーションの「ハウスメーカー」のカテゴリを見れば企業ごとの数字を社員平均ですが見ることができます。業界平均なども見ることができます。年収が掲載されているものは上場企業で有価証券報告書が閲覧できる企業のもののみですがおおよその数字のイメージは掴めるでしょう。職種によって給与体系が異なるというのは上述の通りです。