信用金庫のボーナスの金額の相場
経営が安定している信用金庫であれば、年間で基本給の5~6か月分程度のボーナスが見込まれるでしょう。一例として民間企業における2014年冬のボーナス額の平均は37万4000円程度なので信用金庫ではその水準より上の支給があるところが多いと言えるでしょう。
信用金庫のボーナス支給の傾向
転職をするうえで、給料と共に気になるのはボーナスの金額です。給料や退職金と同様に、ボーナスにおいても信用金庫それぞれに規程があり、多少の差がありますが、その職員数や規模などが同等である一般中小企業と比較すると、高額な支給を得られると考えて良いでしょう。
信用金庫のボーナスは各々で算定の方法が違いますし、経営基盤の盤石さや業績によって支給額には多少の開きがあります。支給の時期も夏季や冬季だけでなく、年度末に期末賞与が支給される信用金庫もあります。しかし、どの職員も一定の支給という信用金庫は少なく、本人の評価や実績はもとより、配属している店舗自体の成績にも左右されるのが典型的です。
ボーナス支給額がその年の業績に大きく左右されるのは言うまでもありませんが、景気に左右されやすい一般企業では良く耳にする、ボーナスのカットといった心配は少ないと考えられます。公務員ほどの安定はないものの、公務員に限りなく近い、安定した収入・ボーナスは約束されるでしょう。
またボーナスの金額は年功序列制度のように年々アップしていく傾向にあります。ただ役職定年制度がある信用金庫の場合、一定の年齢に達して役職を解かれるまでの間はボーナスも上がり続けますが、役職を解かれると月給が下がるので、連動してボーナスも下がることになります。もし自分自身の頑張りによって役職定年に掛からず役員待遇等になったとしたら、退職するまで上がり続けることもあります。
- 信用金庫のボーナスは本人評価や配属店舗の業績などにより左右されるケースが多いが、いきなりボーナスがなくなるような大きな変動の心配は少ない。