保険外交員の1日の流れ

職業:保険外交員

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基本的に外に出て行く仕事

 保険外交員の仕事は主に現場仕事で、アポイントを取った顧客や担当企業先に赴いての営業が主な仕事となるため、朝礼を終えた後は一日のほとんどをオフィスの外で過ごすことが多いです。

 

 思うようにアポイントが取れなければオフィスで電話をかけ続けたりといった日もありますが、常にアポイント取りがメインであれば直接顧客に会うことはその分少なくなり契約に繋げることも出来ません。ただ、経験を積んでキャリアアップし、役職付きになればデスクワークがメインとなることもあります。

 

 保険外交員の一日の流れの一例を挙げてみます。(もちろん会社やその人の行動によって異なります。)

 

  • 午前中~昼

 朝出勤し、チーム毎に連絡事項や情報共有を行ってから朝礼が始まります。ここでは部署・営業所全体での連絡事項の伝達や成果の発表、表彰などがメインです。生命保険商品の説明やサービスについて研修を受けたり、提携の損害保険代理店があればその担当を招いて商品のレクチャーを受けたりもします。

 

 朝礼後、各自アポイントを取った顧客や企業の元へ訪問します。アポイントを取得するのは既存顧客であることが多く、これまでの契約内容の説明や確認、新商品の提案などを行います。顧客によって求めているモノが違うため、対話をしながら細かな修正やプランニングなどを行い、商品を訴求していきます。場合によっては帰り際などに折込チラシをポスティングすることもあります。

 

 勤め人や企業の顧客は昼休みの休憩時間にアポイントを入れることが多いです。お互い貴重な時間ですので手短に伝え、それでいてしっかりと商品をプッシュ出来るよう話をまとめておかなければなりません。アポイントがなければこの時間に昼食を摂り、午後からの業務に備えます。

 

  • 午後

 午前と同様、アポイントを取った顧客や企業の元へ訪問し、営業活動を行います。その後帰社し、一日の活動の中身や出来事を直属の上司に報告し、場合によっては指示を仰ぎます。帰社後はアポイント取得の時間に充てたり、書類や手紙の整理やチェック、次の日以降の仕事の準備をするなど時間の使い方は外交員それぞれの裁量に委ねられており、自分のやりやすい方法を取って構いません。最終的に一日通しての活動を日誌やパソコンに記録し、引き出しやロッカーを施錠して帰宅します。

 

 顧客を訪問した後は基本的に一度帰社することが前提となっていますが、アポイントの時間が定時を過ぎている場合などは上司に一言連絡を入れてから直帰することも出来ます。また、顧客の都合でアポイントが早朝である場合は朝礼を欠席出来るなど、必ずしもこの流れに当てはまらないこともあります。

 

外資系や保険代理店の場合

 外資系の生命保険会社の場合、もう少しフレキシブルな勤務体制の会社が多い傾向にあります。勤務時間も基本的に自由で、会社に行くのはアポイントを集中して取りたい時か、あらかじめ決まっているミーティングの日や何か報告をする時だけで、基本的に自分の裁量で仕事が出来るケースが多いです。

 

 代理店、特に来店型ショップの場合は顧客の訪問を受ける側での仕事になります。開店前に店舗内の清掃を行ったりメールや連絡事項のチェックをした後、予約客の接客に入ります。予約がない場合は資料の作成や整理をしながら待機したり、店舗内のレイアウトを変更したりします。また、シフト制の職場であれば、前後のスタッフと交代する際に引き継ぎを行ってからの出勤/退勤となります。予約は店舗の営業時間内に行われるため、顧客の応対がなければ定時での退勤が出来ます。

 

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本記事は2017/02/28の情報で、内容は保険外交員としての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。

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