百貨店を志望する際に受ける面接に対してのポイントをまとめます。大まかに踏んでいただきたいのは、以下のステップです。
- その企業の特色をつかむ
- 自分のアピールポイントに対して、合致する特色を持つ企業を探す
その企業の特色をつかむ
百貨店への転職において、まず掴んでいただきたい事はその百貨店ごとの特色です。どんな人間が働いているのか、どういった社風なのかを大まかでいいので掴んでください。例えば下記のように様々な着眼点があります。
- 企業のカラーとして改革的か保守的か
- チャレンジ精神でどんどん突き進む人が欲しいか、着実冷静にコツコツタイプの人が欲しいか
- 1つの配属先で腰を据えた働き方をして欲しいか、キャリアアップをして管理職を目指して欲しいか
もちろん上記は一例ですが、転職したい企業がどんな人材を求めていてどんな会社なのかというのをリサーチするのは、面接で色々な発言をするにあたり、必要になってきます。
- 転職面接での成功のポイントはまず「相手を知る」こと。
自分のアピールポイントに対して、合致する企業を探す
次に、転職希望先の特色に対して、自分はどんな長所をアピールしていけるかを考えます。その際に注意してほしいことが「受かる為にアピールポイントを作らないこと」です。
例えば、志望する企業が「チャレンジ精神でどんどん突き進む人が欲しい」とすると、自分の中のそれに関するエピソードを手繰り寄せて、なんとか1エピソードを作る、といった様なことはよろしくないということです。
そうではなく、下記の順番で、企業に巡り合うのが転職者からしても企業側からしても望ましいです。
- 自分の長所は「確実な1歩を積み重ねるタイプ」という考えに至る。
- 色々な企業をリサーチしていく
- 「コツコツと階段を上がる人間が欲しい」という企業を見つけ、「確実な1歩を積み重ねるタイプ」の自分に合うと感じ、より深い求職活動をかける。
上記のステップを踏んで、企業へ面接に行くと面接に苦しむ事が減るでしょう。そもそも、合致しているとリサーチが出来ているわけです。あとは、面接の中で「どれだけより合致しているか」「合致した中で、その企業を志望する理由」「熱意」「人柄」を、伝えるのみです。その企業の為の面接シナリオをわざわざ考えるから、苦労をし、仮に入社出来ても、さまざまな壁にぶつ当たりやすくなるのです。
百貨店業界への転職を志望する方は、自分をきちんと見つめて、自分に合う百貨店にむけて応募するような道を取ってください。これが、百貨店業界への一番の道でしょう。
- 採用されるために先方の希望に沿った発言をするのではなく、自分のPRポイントに合致した企業をリサーチして転職するのが望ましい。