グラフィックデザイナーに必要な資格と知識
グラフィックデザイナーには、職業として必要な国家資格などはありません。特に資格はなくても、未経験でも始めることができる職業といえます。しかしながら、学ぶべき専門知識は幅広く、未経験の場合は就職先で沢山学ぶ必要があります。
また、採用時にも美術・芸術系学校の出身者が採用されることがほとんどなので、未経験からグラフィックデザイナーを目指す場合はそれなりの根気が必要になってくるでしょう。
自分の就きたい仕事内容に近い学校を選ぶ
グラフィックデザイナーになるためには、資格より知識や技術の方が大切と言えます。そのため、学校選びは重要となってきます。学校には、専門学校や大学、通信教育などがあります。特に社会人になってからグラフィックデザイナーを目指す人は、自分の学びたい事とともに、時間的な都合に合わせて選ぶことも大切です。
また、学校によって「どのような知識を得られるのか」「どのような技術取得に力を入れているのか」が異なるため、自分がやりたい仕事の方向性に近い学校を選ぶことが大切です。さらに、学校の設備は最新か、どのような講師や教授がいるのかも、これから学んでゆく内容に直結してくるため、調べておくことが重要です。
グラフィックデザインの専攻が就職時に有利に
グラフィックデザイナーになるためには、芸術系の大学や専門学校などを卒業することがやはり有利といえます。芸術系の中でも、油彩や日本画、イラスト、プロダクトデザインなどの専攻からグラフィックデザイナーとして就職する人もいますが、一番就職で有利になるのはグラフィックデザインの専攻です。
グラフィックデザインを専攻していると、専門知識を深めるだけでなく、現在必要とされるデザインや、考え方・アイデアの出し方など、様々なことが学べる場であり、就職してからもそれらの知識・経験は役立つことが多いでしょう。就職活動時にも、グラフィックデザインを専攻していることで、人事からの話もスムーズに通ることが多いです。
本記事は2016/12/16の情報で、内容はグラフィックデザイナーとしての勤務経験を持つ専門ライターが執筆しております。記事の利用は安全性を考慮しご自身で責任を持って行って下さい。